ついやってない?『そうめん』における5つのNG行為

暑い夏にぴったりな清涼感のある『そうめん』。夏には消費量が増えるというご家庭も多いでしょう。そんなそうめんには、おいしさが半減してしまうNG行為があることをご存知ですか。今回は、ついやりがちな『そうめん』におけるNG行為を紹介します。

さっぱり食べられる『そうめん』は暑い夏に大人気!

ツルッとさっぱり食べられる清涼感のあるそうめんは、日本の夏の定番食品として人気です。今や夏の風物詩と言っても過言ではないそうめんは、毎年夏になると家族で大量に消費するというご家庭も多いでしょう。

そんなそうめんは曖昧な知識で茹でてしまうと、知らぬ間においしさが半減しているかもしれません!せっかくならばそうめん本来のおいしさを楽しみたいですよね。この記事では、そうめんにおけるNG行為やおいしく食べるためのポイントを紹介します。

うっかりやりがち!『そうめん』における5つのNG行為

そうめんをおいしく食べるためには、まず茹で方から正しいコツを押さえる必要があります。多くの人がうっかりやりがちなそうめんの茹で方を見ていきましょう。

1.束を解いたそうめんをまとまった状態で入れる

そうめんの束を解いた後、そうめんがまとまっている状態のままお湯に投入していませんか。まとまった状態でそうめんをお湯に入れてしまうと、麺同士がくっついたまま固まってしまったり、絡まり合って食感が悪くなってしまいます。

なるべくそうめんが初めからくっつかないように、鍋の中でバラけるように散らして投入するのがポイントです。どうしてもくっついてしまうようならば、投入する際に菜箸で麺同士を離してあげましょう。

2.そうめんの量に対して少ないお湯で茹でる

大量の水を沸騰させるのは時間がかかるから……と、そうめんの量に対して少ないお湯で茹でてしまうのはNGです。

お湯が少ないと、そうめんを投入してから麺がベタつく原因になったり麺同士がくっついてしまい、食べるときも食感が悪くなる恐れがあります。

そうめんの量に対して、麺同士がくっつかない程度のお湯の量で余裕を持って茹でるようにしましょう。

3.途中で差し水する

そうめんは、強火で短時間でさっと茹でるのがポイントです。そのため、途中でお湯が沸騰し過ぎてふきこぼれそうになった経験を持つ人もいるのではないでしょうか。

しかし、途中で差し水をすると一気にお湯の温度が下がってしまい、そうめんに十分に火が通らず食感が悪くなったり、旨味が流れ出てしまう恐れがあります。

おいしさが一気に半減するNG行為なので、ふきこぼれそうになった時は途中で差し水するのではなく、火加減を調節してふきこぼれを阻止しましょう。

4.推奨時間を守らず茹で過ぎてしまう

そうめんのパッケージには推奨する茹で時間が記載されています。一般的に1分半〜2分ほどが目安になっているでしょう。

推奨時間を守らず茹で過ぎてしまうと、麺が伸び切ってしまったり、食感が柔らかくなり過ぎたり、ベタつきが残ったりとおいしさが半減してしまいます。必ず推奨時間を守って茹で上げるようにしましょう。

5.途中でそうめんを菜箸でかき混ぜ過ぎてしまう

そうめんを茹でていると、途中で麺同士がくっつきそうになるのを目撃して菜箸でぐるぐるとかき混ぜてしまうことはありませんか。

途中でそうめんをかき混ぜ過ぎてしまうと、そうめんの表面が傷ついてドロドロとした食感になってしまいます。

さっぱりとしたそうめん本来の食感とは変わってしまうため、なるべく途中でかき混ぜることは避け、どうしても気になるようならば優しく麺同士を遠ざける程度にとどめましょう。

そうめんをより美味しく食べるためのコツは?

そうめんをおいしく食べるためには、以下の順序で茹でてください。

  1. たっぷりお湯を入れた鍋に麺を散らすように投入する
  2. 茹で時間を守り、強火でさっと茹でる
  3. 茹で上がったらザルに移して流水でもみ洗いする
  4. もみ洗いした後に氷で冷やして最後に水をしっかり切る

また、下記の2つのポイントを試してみると、よりさっぱりとした美味しいそうめんを楽しむことができます。

  • 使うお湯は1人前に対して1L以上が目安
  • お湯1Lに対して梅干し1個(または酢1%)を入れる

家に梅干しがあるときは、ぜひそうめんを茹でるお湯に入れてみてくださいね!

そうめんはポイントを押さえて美味しく茹でよう

そうめんはポイントを押さえて茹でることがおいしく食べるために重要です。さっぱりとしたそうめんならではの食感や味を楽しむためにも、今回紹介したNG行為はやめて、正しいコツを押さえた茹で方を意識してみましょう。

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