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スマホは重要な個人情報の宝庫!紛失はさまざまなリスクも
2024年の携帯電話保有者のスマホ所有率は、なんと94%とほとんどの人がスマホを所有し利用していることが調査の結果が判明しています。
スマホには自分の住所氏名、電話番号、撮影した写真や動画、さらに他人の連絡先やSNS情報など、あらゆる個人情報が入っています。近年では、ネット通販やスマホ決済を利用する人も増えているため、スマホにクレジットカード情報を登録している人も多いでしょう。
このようにさまざまな貴重な情報が含まれているスマホは、個人情報の宝庫と言っても過言ではありません。スマホを紛失してしまうと、それらの全ての情報が多くの人の目に晒される危険性があるため、さまざまなリスクを伴います。
スマホを無くした時に考えられるリスクとは
スマホを無くしてしまうと以下のようなリスクが考えられます。
- スマホの不正利用で理不尽な高額費用を請求される
- 個人情報がネットや他企業などに漏洩してしまう
- スマホを転売されて個人情報が盗まれる
- スマホに情報が入っていた知人から信用を失う
スマホを無くすと、主に以上のようなリスクが懸念されます。特に登録しているスマホ決済やクレジットカードを悪用されることで、使っていない金額の請求が届くことも多く、生活に大きな支障をきたしてしまいます。
スマホを無くしてしまった時の『絶対ダメ行動』2選
スマホを無くしたときは、以下の行動に注意して落ち着いて対処することが大切です。
1.パニックになり冷静な判断ができない
スマホには重要な情報がたくさん入っていることを多くの人が認識しています。そのため、貴重品であるスマホを紛失してしまうと、無くした焦りからパニックに陥ってしまう人も多いです。
しかし、パニックになってしまうと冷静な判断ができず、時間だけが刻一刻と過ぎてしまいます。また、実は近くにあるのにパニックになり目に入っていなかったというケースも多くあるので、まずは冷静にとるべき行動を把握し、落ち着いて行動に移しましょう。
2.すぐに対処せずにしばらく放置する
スマホを無くしたことに気づいているのに、なぜかすぐに対処せずに放置してしまう人もいます。「後で探せばいいか」と思っているのかもしれませんが、その間にもスマホに入っている個人情報が抜き取られている恐れがあるのです。
スマホは個人情報の宝庫です。紛失したことに気づいたときは、個人情報を守るためにも速やかに対処しましょう。
スマホを無くしてしまったら……今すぐすべき対処法
スマホを無くしてしまったら、まずは落ち着いて以下の対処法を実践しましょう。
- 紛失した可能性のある場所を探してみる
- 最寄りの交番や警察署に遺失物届を提出する
- スマホやデバイスを「探す」機能でスマホの現在地を確認
- 遠隔操作でスマホを保護する機能を活用
- スマホに登録している決済サービスの利用を提供会社に電話して停止する
- 携帯電話会社へ連絡して回線利用を停止する
- 利用しているSNSやメールのパスワードを変更する
- LINEを引き継ぎ操作して紛失したスマホで悪用できないようにする
紛失した可能性のある場所を探してみたり、最近ではスマホの「探す」機能を使って家族や友人にデバイスの現在地を探してもらうことも可能です。
また、スマホには決済サービスやクレジットカード情報などが入っているため、それらに関連する提供会社に連絡を入れて、決済サービスや回線サービスの利用停止を依頼しましょう。
日頃から紛失した時のために対策を講じることも大事
日頃からスマホを紛失したときのために対策しておくことも自分の身を守ることにつながります。
- 画面ロックをかけておく
- SIMカードにもロックをかけておく
- 他のデバイスからSNSなどにログインできるようにしておく
- スマホの「探す」機能を有効化しておく
- 紛失盗難対策アプリを入れておく
- ネットブラウザやアプリにIDやパスワードを記憶させない
画面ロックをかけている人は多いですが、SIMカードにもロックをかけている人は意外と少ない印象です。SIMカードにもロックをかけておくことで、より不正利用を防ぐことができますし、時間稼ぎにもなります。
スマホを紛失したときは速やかに行動して
スマホを紛失したときは、一旦冷静になり、正しい対処方法を頭の中に思い浮かべてください。その後、落ち着いて対処し、見つからない場合は最寄りも交番や警察署に遺失物届を提出しましょう。