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トイレの蓋を閉めないで水を流すとどうなるの?
トイレの蓋を閉める習慣がないと、いつ蓋を閉めるのか疑問ですよね。来客があったときなどになんとなく蓋を閉めているという人も、少なくないのではないでしょうか。トイレの蓋を閉めずに用を足した後のトイレを流してしまうと、思いのほか多くのデメリットがあります。
トイレの蓋を閉めないで水を流すと起きるかもしれない悪影響
トイレの蓋を閉めずに流してしまうと、以下のようなことが起きやすいです。
1.排せつ物の中に紛れ込んでるウイルスが飛び散る
人間の排せつ物の中には、人体に不要な物が含まれています。体調が優れない人の場合、体調不良の原因となったウイルスが含まれていることが多いです。
- ノロウイルス
- ウイルス性胃腸炎
- 嘔吐下痢症など
排せつ物の中に入っているウイルスは、感染力が高く、空気感染するものが多いです。トイレを流すときに蓋をしていない場合は、流した衝撃で水が飛び散り、それが蒸発してトイレの中にウイルスが漂う原因につながります。
2.トイレを流す音が鳴り響きやすい
トイレを流す音は、思っている以上に大きく鳴り響きます。ショッピングモールの公共トイレは使用する人数が多いのであまり気にならないかもしれませんが、家のトイレは数が少ないので、設置場所によっては外部にもトイレを流す音が漏れることも少なくありません。
トイレを流すとき蓋を閉めると、流す音をかなり抑えることができます。
3.子どもが便座の中に入ったり、便座の中にものを落とすのを防ぎやすい
トイレを流すときに蓋を開けっぱなしにすしているということは、トイレの蓋は基本的にずっと開けっ放しの状態になっている可能性が非常に高いです。そのため、思わぬ事故を招くこともあります。
- 乳幼児が便器の中に落下
- スマホなどをトイレの中に落とすなど
便器の中は非常に不潔な状態である可能性が高いので、落下を防ぐ点でも蓋を閉める習慣を持っておいたほうがよいです。
4.ニオイ汚れや床や壁の汚れを防ぎやすい
トイレの蓋を閉めて流すと、排せつ物やトイレの水が周囲に飛び散るのを防げます。
- 排せつ物のニオイの飛散防止
- 床や壁に水分を付着させない
ニオイ汚れや壁や床の汚れは、放置すると頑固汚れになってしまい除去するのが大変です。
トイレを清潔に使用するコツ
トイレを日常的に清潔な状態で使用するためには、以下のような行動を心がけましょう。
- 毎日こまめに掃除をする…便座の裏・床・トイレの蓋が主
- 便座内を清潔に保つお掃除グッズの使用
- トイレ用品の衛生面を保つなど
トイレはどんな家庭でも毎日使用するので、日々のメンテナンスが清潔を保つためには非常に重要になります。毎日少しずつお手入れして、汚れの蓄積を防ぎましょう。
まとめ
トイレは毎日使用する場所なので、衛生面を保つためにも、流すときにが蓋を閉めるのがおすすめです。蓋をせず流すデメリットを把握し、適切な方法でトイレを使用してください。