子どもが『不幸』を感じやすい親の特徴6選…幸福度が下がる理由とやるべき対処法

子どもは、親と一緒に居れば幸せというわけではありません。親と一緒に居ても、不幸だと感じることは多々あります。どのような状況になると、子どもは不幸だと感じやすくなるのでしょうか?子どもに対してすべきではない、幸福度を下げてしまう行動をまとめました。子どもの幸福度を保つための方法も、紹介しています。

子どもは親といるだけで幸せというわけではない

悲しむ子ども

子どもにとって、親はかけがえのない存在です。一緒に居ることで、安心感や心の安定につながります。しかし、子どもは親と一緒に居るだけで安心感を得られるわけではありません。子どもが親と一緒に居ることで、不幸だと感じてしまうこともあります。

子どもが『不幸』を感じやすい親の特徴6選

悲しげな子ども

子どもが不幸だと感じる親の特徴は、以下のものがあります。

1.子どもを置いて出かける

子どもだけを置いて親だけが長時間出かけるような環境だと、子どもは不幸だと感じやすいです。

  • 親だけ外食し、子どもを家に置いていく
  • きょうだい関係の子だけを連れていき、一人だけ取り残す
  • 猛暑や極寒の気候で、エアコンなしで家に子どもを置きっぱなしにするなど

ある程度の年齢になっていれば、子どもは親と外出しなくなります。自己管理ができない幼少期の子どもを家に置いていくと、親から捨てられたような気持になりやすいです。

2.感情的に子どもに当たる

感情的に子どもに当たると、子どもは親の顔色をうかがいながら生活しなければならなくなります。

  • 自分の腹の虫の居所が悪かったら、子どもを理不尽に怒鳴りつける
  • ついかっとなって手を上げるのが、常習化している
  • 子どもに暴言を浴びせるなど

親も人間なので、感情的になることはあると思います。しかし、その感情を子どもにぶつけるのはNG。

3.恋人(不倫相手)を家に連れ込む

自分の子どもに、交際相手や不倫相手を紹介し、家の中に連れ込むのはよくありません。親にとっては大切な人であっても、子どもにとってはただの他人です。ストレスを与える以外の、何物でもありません。

4.親子間で絶対的な身分の差がある

親子の間には、大人と子どもの経験値の差があります。だからといて、子どもにマウントを取ったり、子どもを支配しようとするのはNG。子どもは劣等感を持ち、幸福度がどんどん下がってしまいます。

5.子どもに依存する

親が子どもに依存すると、子どもは「自分がしっかりしないと」と意気込み、背負い込んでしまいます。親を支えるだけでなく、子どもも親に依存する共依存状態になってしまうと、後々親子双方が困る事態になってしまうので、依存しあう関係を構築するのは避けるべきです。

6.子どもの意見や存在を全否定する

子どもの意見や存在を全否定すると、子どもは自分が存在する意味を見出せなくなります。自己肯定感が低くなり、自分に自信が持てないだけでなく、自分の命を軽視したような行動に出てしまう可能性もあります。

子どもの幸福度を下げないためにすべき対処方法

親子で料理

子どもの幸福度を下げないためにすべきことは、以下のことです。

  • 子どもの存在を受け止め、しっかり会話をする
  • 依存せず、成長を見守る
  • 年齢にあった接し方をする
  • できたこと褒める
  • 感情的に怒らない
  • 一緒に外出して、楽しい思い出を作る
  • できないことは、一緒に乗り越えるなど

子どもは、一人で立ち向かうものと親と乗り越えるもの双方を経験して成長していきます。すべて子ども一人で乗り越えるのは無理があり、すべて親が手助けすると子どもの成長にはつながりません。

絶妙な匙加減で成長を見守り、子どもが健やかに成長できるようかかわりを持ち続けましょう。

まとめ

子どもの幸福度が下がってしまう行動は、いろいろなものがあります。どんな人でもやってしまう可能性があることなので、把握しておいて損はありません。

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