蜂が飛んできた時にやってはいけない『5つのタブー』 逆に刺激してしまうNG行為とは?

夏から秋にかけて、多くの地域で蜂の目撃情報が急増します。それに伴い、蜂に刺されたという被害報告も急増傾向にあるため用心しなければなりません。今回は蜂が飛んできた時にやってはいけないタブー行為を紹介します。

6月〜9月は蜂が活発に動き出す時期…被害も急増傾向に

毎年夏になると全国各地で蜂が活発化します。自然の多い場所だけでなく、都会でも見かけることが多いため、すべての人が注意しなければなりません。

一般的に蜂は6月頃から活発化し始め、攻撃性の高い時期が9月頃まで続きます。

この夏から秋にかけて、蜂に刺されたという被害報告も急増するため、蜂と遭遇した時の対処法を知っておくことで自分や家族の身を守ることにつながります。

蜂が飛んできた時にやってはいけない『5つのタブー』

もしも道で蜂と遭遇した時は、どのように対処するべきなのでしょうか。ここでは蜂が飛んできた時にやってはいけないタブー行為を紹介します。

1.大きな声を出す

道で蜂と遭遇した時、つい驚いて「あっ!」「きゃー!」と大声を出してしまう人がいます。しかし、蜂は大きな音に敏感に反応し、攻撃的な行動を仕掛けてくるので非常に危険です。

蜂を見かけた時は、大きな声を出したり大きな音を立てずに、そっと静かに距離を置くのが最も安全な回避策です。

2.目の前で走って逃げる

蜂を見かけると、その姿の恐ろしさに思わず背を向けて走り出してしまう人も多いでしょう。しかし、蜂は急激な動きに反応しやすいため、突然目の前で走り出した人を本能的に追いかける習性があります。

実際、蜂を見かけたからと走って逃げようとした人が刺されてしまったという報告は多く、蜂と遭遇した時に非常に危険な行為であることがわかります。

3.手で払うなど攻撃的な行動をとる

気付いたら蜂がすぐ近くにいた場合、咄嗟に手で払ったり日傘で叩いたりといった攻撃的な行動で自分を守ろうとする人もいるでしょう。

しかし、1〜2発で蜂を仕留めることが難しい上に、攻撃されたと感じた蜂は本能的に反撃に繰り出します。振り回している手をかわして刺してくることもあるので、攻撃的な行動は取らないよう気をつけてください。

4.手を振り回すなど大げさに動いて防御する

とにかく蜂を自分や家族に近づけまいと手を振り回すなど大げさに動いて防衛しようとする人も多いです。しかし、先ほどお話ししたように、蜂は急激な動きや大きな動きに反応しやすいため、攻撃対象になる恐れがあります。

蜂と遭遇した時はこちらに敵意がないことを知らせるため、なるべく静かに、小さくゆっくりとした動きを意識しましょう。

5.蜂か確かめようと不用意に近づく

なんとなく虫が飛んでいる気がするけれど、蜂かどうか定かじゃないから確かめてみようと近づく行為は、非常に危険です。

いざ確かめた時に蜂だった場合、近づかれたことに対して「攻撃される」と本能的に感じ取った蜂は、瞬時に飛んできて刺しにかかってくるでしょう。蜂かもしれないと少しでも感じたら、むやみに近づこうとせず、なるべく距離をとってください。

蜂が飛んできた時はどのように対処するべき?

蜂が飛んできた時、誤った行動をとると攻撃対象となり刺されてしまう危険性があります。もしも蜂と遭遇してしまった際は、蜂を刺激せずに静かに距離を取ることが重要です。

  1. その場でゆっくり低い姿勢をとる
  2. 静かにゆっくりと蜂を避けるように距離を取る

このように大声を出さずにゆっくりと小さな動きを意識して距離をとってください。敵意がない、攻撃される危険性がないとわかれば、蜂はむやみに人を攻撃してくることはありません。

蜂を見かけたら静かにゆっくりと距離をとって

いかがでしたか。もしも道端で蜂を見かけた時は、攻撃したり大声を出した逃げたりせずに、静かに姿勢を低くし、ゆっくり小さな動きで蜂と距離をとりましょう。大人はもちろん、小さなお子様は大声を出したりパニックに陥りやすいので、日頃から家族と情報を共有しておくと安心です。

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