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食べ合わせが悪いものを一緒に食べると、どうなるの?
梅干しと食べ合わせが悪いものを食べると、著しく体調を崩すというわけではないことが多いです。しかし、継続して食べ合わせがよくないものを頻繁に食べていると、体調不良を招いてしまう恐れがあります。
梅干しと一緒に口にすべきではない『2つの食べ物』
梅干しと一緒に食べるべきではない食材は、以下のものがあります。
1.塩辛
塩辛は塩分は高く、梅干しも塩分が高いため、継続して食べ続けてしまうと体にかかる負荷が大きくなります。高血圧などの生活習慣病を招く原因にもつながるので、塩辛を食べるときは梅干しを食べるのを控えましょう。
塩辛以外にも、塩分が高い食事を食べるときは、健康面に配慮して梅干しは控えた方が無難です。
2.柿
柿には、タンニンという物質が含まれています。タンニンとはポリフェノールの一種で、抗酸化作用が得られるので、適切な量摂取するには非常に優れた成分です。
しかし、タンニンには唾液の分泌を抑える作用があるので、梅干しとは相性がよくありません。一緒に食べると、消化不良や腹痛を起こしてしまう可能性があります。
また、タンニンは歯の黄ばみの原因となるステインに変化してしまうので、継続的にタンニンを含む食材を摂取する場合は、食べた後すぐに歯を磨くよう注意しましょう。
梅干しと食べ合わせがよいものとは
梅干しと食べ合わせがよいものは、以下のものがあります。
- 乳製品・小魚…梅干しのクエン酸が、乳製品や小魚に含まれるカルシウムの吸収を助ける
- しじみ…梅干しのクエン酸としじみのオルニチンが合わさり、アルコールで弱った体の回復に効果が期待できる
- 納豆…梅干しのクエン酸と納豆のナットウキナーゼが合わさり、血液サラサラ効果が高まる
- 緑茶…梅干しのクエン酸と緑茶のカテキンが合わさり、風邪や感染症予防につながる
梅干しと食べ合わせがよいものは、昔からの言い伝えの中に含まれているものもあります。先人かた伝わる知恵には、しっかりとした根拠があるのです。納豆との組み合わせを好んでいる人や、緑茶との組み合わせを好んでいる人は、多いといえます。
梅干しと食べ合わせがよいものは非常にたくさんあるので、食卓に積極的に並べましょう。上手に梅干しを摂取し、梅干しが持つ効果を得て健康的な毎日を過ごしてください。
まとめ
梅干しと食べ合わせがよくない食材を摂取しないよう注意し、梅干しが持つ効果を最大限引き出せるような食材と一緒に摂取しましょう。梅干しが持つ健康効果を引き出し、日々健やかに過ごしてくださいね。