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おにぎりを包むのにラップとアルミホイル、どちらが良い?
お弁当でおにぎりを保存する際、ラップとアルミホイルのどちらを使用するかで迷うことがよくあります。今回は、ラップとアルミホイルのメリットとデメリットを詳しくまとめ、どちらで包むのが食べやすいかを考察しました。自宅で簡単に実践できる包み方をご紹介しましょう!
おにぎりをラップで包む際のメリットとデメリット
おにぎりをラップで包むときの特性をメリットとデメリットに分けて詳しく説明します。
メリット
ラップでおにぎりを包む際のメリットは次の3点です。
- お米の水分が蒸発しにくく、おにぎりが乾燥しない
- 形が崩れた場合も、ラップの上から直しやすく、すぐに形を整えることができる
- 電子レンジに対応しているラップを使用すれば、おにぎりを温めることが可能
特に冬の寒い時期には、温かいおにぎりを食べることで心も体も温まります。おかずと一緒に温められるのも大きな魅力です。
デメリット
一方、ラップでおにぎりを包む際のデメリットは以下の3つです。
- 湿気が溜まりやすく、おにぎりの表面がべちゃっとなりやすい
- 湿気が多くなると、食中毒のリスクが高まる
- 湿気が多いと、ごはんの粘り気が低下し、具が混じったおにぎりの場合、液体が漏れ出すことがある
夏の暑い時期には、混ぜごはんのおにぎりをラップで包むと劣化が早まることがあります。そのため、使用する時期に合わせてラップの使用を検討しましょう。
おにぎりをアルミホイルで包む際のメリットとデメリット
おにぎりをアルミホイルで包む利点と欠点を詳しく解説します。
メリット
アルミホイルでおにぎりを包むことのメリットは以下の通りです。
- 水分が溜まりにくく、通気性が良いため、おにぎりが新鮮な状態を保ちやすい
- ラップに比べて空気が通りやすいので、お米が湿ってべちゃっとするのを防げる
- 海苔がアルミホイルにくっつきにくい
ラップがおにぎりをしっかりと湿気から守る一方で、海苔がラップに付着しやすいという問題があります。これに対し、アルミホイルは通気性が高いため、海苔がくっつかない方法としても優れています。
デメリット
アルミホイル使用時のデメリットは主に以下の2点です。
- 表面が凸凹しているため、お米がアルミホイルに付きやすい
- アルミホイルで包んだままではおにぎりを温めることができない
お米がアルミホイルに付着する問題は、使用前にアルミホイルをくしゃくしゃにしてから伸ばして使用することで、ある程度解消できます。また、おにぎりを持って行く場合、受け皿がなければ電子レンジで温めることが難しいため、その点も考慮が必要です。
状況に応じた包み方の選択しよう!
おにぎりを包むにあたり、ラップとアルミホイル両方ともメリットとデメリットがあることがわかりました。ふたつの特徴を踏まえ、以下のように使い分けるとよいでしょう。
- 夏場や湿気が気になる時期:アルミホイル
- 冬場や保温性を重視する場合:ラップ
- 海苔の食感を大切にしたい場合:アルミホイル
- 電子レンジでの温めを予定している場合:ラップ
気候や好み、食べる状況などに合わせて、適切な包み方を選択することで、よりおいしくおにぎりを楽しむことができます。