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パンは日持ちしないことが多い
パンは非常食用のものでない限り、日持ちしないことが大半です。一般的に販売されている菓子パンや食パンはもちろん、パン屋さんで販売されている手作りパンは保存料が入っていないことが多いので、翌日中に食べてしまわなければ劣化して食べられなくなってしまいます。
食べるべきではない状態になっているパンには、どのような特徴がみられやすいのでしょうか?
絶対に食べるべきではない『パン』の特徴5選
絶対に食べるべきではないパンの特徴は、以下のものがあります。
1.カビが生えている
パンの表面にカビが生えているときは、パンを食べるべきではありません。
- 黒カビ
- 青カビ
- オレンジやピンクのカビなど
基本的にカビが生えているものは、食べるべきではありません。カビの表面部分だけをとっても、カビは根を深くおろすので、菌が除去できていない可能性が高いといえます。そのため、表面のカビだけをちぎって食べるとカビを体内に入れてしまうため、体調を崩してしまうのです。
2.表面がベタベタぬるぬるになっている
劣化したパンの表面は、ぬるぬるベタベタになっていることがあります。乾燥しているはずのパンがこの状態になっている場合は、触れたときに異変に気が付きやすいです。はちみつなどを塗っているパンの場合は、最初からべたつきがあるので、異変に気が付かない可能性もあります。
そういったときは、香りや形状などを見て劣化しているかを見極めましょう。
3.異臭がする
パンの香ばしい香りとは全く異なるニオイがしている場合は、劣化している可能性が高いです。
- 酸味がある香り
- 鼻をツンとつく刺激臭
- 生ゴミのような不快なニオイなど
本来パンからにおうはずのない香りが漂っている場合は、傷んでいることが多いです。袋を開封したり、袋から出してすぐの香りを嗅いで、異変がないかをたしかめましょう。
4.味が変わっている
味が変化しているパンは、食べるべきではありません。
- 口に入れたときの香りが違う
- 酸味を感じた
- 舌がピリピリする
味の変化は、人間の動物的勘で異変を察知しやすいです。一瞬でも「おかしいな」と思ったら、飲み込まず吐き出して、パンを破棄しましょう。
5.パンの形状が変わっている
パンの形状が変化しているときも、劣化しています。
- 水分が蒸発して、カチカチになっている
- 一部ないし全体的に溶けている
形状が変化しているものを食べるのは、非常に危険です。トースターで焼いたり水分を加えて柔らかくしても、食べるのはNG。
日持ちしにくいパンを保存する方法
日持ちしにくいパンの保存方法は、以下の通りです。
- 高温多湿の場所は避け、できるだけ涼しい場所に置く
- クリーム系や総菜系のパンは、野菜室に入れて保存する…乾燥を防ぐために密閉容器などに入れる
- 食パンの場合は、冷凍保存可能
日持ちしにくいパンは、いろいろな種類のものがあります。適切な保存方法を厳守して、パンの劣化を防ぎましょう。パンは乾燥に弱いので、野菜室で保存するときは乾燥対策をしっかりとしておきましょう。
まとめ
食べるべきではない状態になっているパンを食べると、非常に危険です。劣化サインを見逃さないよう注意し、パンを正しい方法で保存しましょう。