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エアコンが臭くなる原因
エアコンをつけたとき、なんだか嫌なニオイがするとなると、非常に気になりますよね。ニオイを無視したまま使用すると、部屋の中に嫌なニオイがこもってしまう可能性が高いです。エアコンが臭くなる原因は、以下のものがあります。
- 室内のニオイを生活臭…タバコ・ペット・汗のニオイ・料理のニオイなど
- エアコン内部で増殖したカビ
エアコンのメンテナンスを怠っていたり、久しぶりにエアコンを使ったときに、嫌なニオイが発生しやすいです。
エアコンの気になるニオイを自分で消臭する方法
エアコンの気になるニオイを自分で除去する方法は、以下のものがあります。
1.エアコンフィルターや本体の手が届く範囲で掃除をする
エアコンフィルターの掃除は、夏や冬の時期など長時間使用する期間中は、1週間に1回を目安に行いましょう。
- エアコンフィルターの掃除…エアコンフィルターを取り外して掃除機でほこりを吸い取り、フィルターを水洗いしながら歯ブラシなどで汚れを除去し、日陰干しで乾燥させる
- エアコン本体の掃除…風の吹き出し口周辺や、エアコン上部に積もったホコリやカビの除去
エアコン内部の掃除をするアイテムも販売されていますが、専門知識を持っていない人が内部クリーニングを行うとエアコンが故障する原因につながります。エアコン内部にカビが発生していない場合は、こまめに上記のメンテナンスを行いましょう。
2.エアコンをつけたまま換気をする
室内の空気をエアコンが吸うことで気になるニオイが発生している場合は、エアコンをつけっぱなしにしたまま室内の換気を行うのがおすすめです。
- 冷房を使用する場合…16度に設定し、窓を開けたまま1時間運転
- 暖房を使用する場合…30度に設定し、窓を開けたまま1時間運転
上記の方法は、冷暖房双方ともにフル稼働させることが前提条件です。
冷房を使用したほうが、内部のカビ臭さなどを効率よく除去できます。周囲の温度などを加味して、どちらの方法でニオイの除去を行うべきかを見極めましょう。
全くニオイが取れない場合は、エアコンクリーニングを依頼
上記で紹介している方法を行っても、エアコンからの気になるニオイが全く除去できない場合は、エアコンの内部にカビが発生している可能性があります。
エアコンの内部クリーニングは自力で行うのが難しいので、エアコン掃除を長期間サボっていたなどエアコンが臭くなる心当たりがある場合は、エアコンクリーニングを依頼しましょう。プロに依頼することで、確実にエアコン内部がきれいになり、待っているだけで掃除が完了します。
エアコンクリーニングにかかる費用は、おおよそ6,000~120,000円ほどです。
エアコンにすべきではない消臭方法
エアコンのニオイが全く取れない場合、以下のような方法でメンテナンスを行うべきではありません。
- フィルターに香水をかけるなど、嫌なニオイの除去ではなくニオイを上書きしようとする
- 自力で内部クリーニングをする
- 水気を含んだままのエアコンフィルターを設置する
頑固なニオイには、前述通り専門業者に依頼してメンテナンスを行う方法が有効です。消臭剤などをかけてしまうと、故障の原因につながります。
まとめ
エアコンを使ったときに嫌なニオイがしているときは、普段のメンテナンスの仕方などを振り返ってみましょう。適切な方法でニオイの除去を行い、快適にエアコンを使用してくださいね。