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癖になっている行為で周囲からの信用を失っているかも
職場や友人、家族など、あらゆるコミュニティにおいて他人に迷惑をかけ続けている人は、周囲からの信用を失ってしまいます。
それまで仲が良かったグループや信用を築いてきた同僚であっても、「信用を失うのは一瞬」という言葉があるように、度重なる迷惑行為に背を向けられてしまう人も多いです。
大人になればなるほど、自分にとって悪い影響しか及ぼさない人とは距離を置きたいという心理が働くため、「気づいたら周囲から人がいなくなっていた」なんてことにならないよう、信用を失う行為は改めるべきでしょう。
人に信用されなくなってしまう『絶対ダメ行為』5選
どのような行為が他人からの信用を失ってしまうのでしょうか。ここでは、人に信用されなくなってしまう絶対NG行為を確認していきます。
1.約束を守らない
幼い頃に教わる「約束は必ず守ろう」という合言葉とも言える初歩的なコミュニケーションにおけるルール。年を重ねれば重ねるほど、自分の立場を守ろうと嘘をつく人が増えることは悲しいですよね。
時間を守らない、約束していた予定をキャンセルしてばかり、納期を守らないなど、約束を守らず周囲に迷惑をかけたり不快感を与えたりする行為は、相手からの信用を失ってしまいます。
2.平気で嘘をつく
嘘をつくという行為は、信用を失う代表的なNG行為と言っても過言ではありません。しかし、非常に厄介なのが嘘をついている本人は、実は嘘をついている自覚がないことも多いということです。
すでに嘘をつくことが癖になっている人は、まるで通常の会話をするように嘘をつきます。その理由は「話をもっと盛り上げたい」という欲求からだったり、「自分への非難を回避したい」という自己防衛本能だったりとさまざまです。
3.他人の悪口や陰口を言う
他人の悪口や陰口を毎日のように言っている人は、意外と多くいます。周囲を見渡すと、1人は思い当たる人がいるのではないでしょうか。
他人の悪口や愚痴を言っていると、その話を聞いている人たちは「自分も実は陰で悪口を言われているのかも」と疑い、悪口を言っている人に対する信用を失ってしまいます。
また、人から聞いたなるべく秘密にすべきプライベートな話を別の人に話す行為も同様です。「陰口や噂話が好きな人なんだ」という印象を与えてしまい、信用を失ってしまいます。
4.言い訳や責任転嫁する発言が多い
自分のミスや非がある出来事を批判されるとき、つい自分の身を庇おうと言い訳をしたり他の人に責任転嫁するような発言をしていませんか。
言い訳や責任転嫁する発言が多い人は、周囲に幼稚な印象を与えてしまい、信用に値しない人と認識されてしまいます。また、関わると自分にも火の粉(責任転嫁)が飛ぶかも、という心理から距離を置かれてしまうことも。
5.人によって明らかに態度が変わる
年齢に限らず、人によって明らかに態度を変える人は信用なりません。
例えば、年下や後輩に対して横柄な態度をとっているのに、上司に対してはペコペコと頭を下げるような人は、頼っても自分が軽視されてしまうのでは、任せた仕事を後回しにされるのではという心配から信用できないという人が多いです。
また、人によって態度を変える人を見ていると「単純に不快だ」と感じる人も多く、距離を置かれてしまうことも多いでしょう。
周囲の信用を取り戻す方法は?
もしも今回紹介したNG行為に自信が心当たりあるようならば、周囲から「信用できない」「頼りない」と思われているかもしれません。信用を取り戻すために、以下のポイントを意識してコミュニケーションを図りましょう。
- 時間やお金の貸し借りなどの約束は必ず守る
- 些細なことでも嘘はつかないよう意識する
- 他人から聞いた話を気安く他の人に話さない
- 他人の悪口や陰口は言わず、ネガティブな発言もなるべく避ける
- こちらに非があるときは言い訳せずに誠意を持って謝罪する
- 失敗などに謝罪した後は今後の自分の改善点を相手に伝える
- 相手に寄り添う言葉掛けや相槌、ポジティブな言葉選びを心がける
- 困っている様子の人がいたら声をかけて可能であれば手を貸す
信用できない人は、自己中心的な行動が多いのが特徴です。そのため、NG行為を改めて、ここで紹介したような他人に寄り添ったり相手の気持ちを尊重するような言動を心がけましょう。
周囲に迷惑をかける『自己中心的な行動』は改善して
周りから信用されていない人は、自己中心的な行動や考え方で周りを困らせていることが多いです。紹介したNG行為に心当たりがある方は、自己中心的な行動や考え方を改善し、誠意を持った言動を心がけてください。