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一般的なハンバーグのつなぎの代用食材
ハンバーグを作るにあたっては、タネの他に「つなぎ」となる材料が欠かせません。つなぎには主にパン粉が使われることが多いですが、それ以外の食材にもつなぎの役割を果たしてくれるものがあります。
一体どんなものが使えるのでしょうか。いくつか紹介してみます。
食パン
食パンはフードプロセッサーで細かくする、または凍らせたあとにおろし器ですりおろすことで文字通りパン粉に変わります。フランスパンのような表面が固いものでも問題なく使用できるので覚えておきましょう。
片栗粉
片栗粉は、唐揚げや餡を作る際に用いられるものとして認識されていますが、ハンバーグのつなぎとしても代用することができます。片栗粉を加えると、なめらかでやわらかい食感のハンバーグに仕上がるので、ふわふわで肉汁たっぷりのハンバーグを作りたい時には特におすすめの材料です。
お麩
お麩はお味噌汁など主に和食の材料として活用できるので、自宅に常備しているという家庭も多いでしょう。お麩もパン粉の代わりに小さくちぎって入れるだけで、ハンバーグのつなぎとしての役割も果たしてくれます。肉汁を逃さず閉じ込めてくれるので、とてもジューシーなハンバーグに仕上がりますよ。
食パンと同じようにフードプロセッサーで砕いたりおろし器で細かくしたりすれば、より具材に馴染ませることができるので試してみましょう。
高野豆腐
乾燥した高野豆腐を細かくして使うのも、つなぎに有効です。そのまま使うと白く濁った水分が肉汁に混ざってしまうので、一度水で戻したものを絞り細かくカットして混ぜるようにしましょう。
高野豆腐は栄養価が高く、ヘルシーなハンバーグを作ることが出来ます。健康志向の高い方は是非取り入れてみてください。
意外な食材でハンバーグのつなぎに代用
上記で紹介した食材の他にも、意外なものがつなぎとして活用できます。つなぎの代わりになるだけでなく、ハンバーグの美味しさをさらに引き立てることもできるのでぜひ参考にしてください。
玉ねぎ
玉ねぎはハンバーグの具材として普段から使用しているというご家庭も多いですが、パン粉のようにすりおろして混ぜ合わせれば、つなぎの役割も果たしてくれるのでおすすめです。すりおろすことによって甘みが増し、ハンバーグのタネをきれいにまとめてくれる効果もあるので一度試してみてください。
れんこん
れんこんもハンバーグのつなぎとして使える意外な食材のひとつです。れんこんは、みじん切りにして加えるとほどよい食感を残すことができ、またビタミンCや食物繊維も豊富なので栄養を補うこともできます。大根おろしのソースをかけるなどして和風のハンバーグに仕上げるとより一層風味が増すでしょう。
豆腐
豆腐は栄養価も高く、いろんな料理に使えるので非常に重宝される食材ですが、ハンバーグのつなぎとして代用できるとてもオールマイティな食材です。
豆腐を代用することで、お肉のかさ増しになって節約になるので食費を抑えたいときには大活躍してくれます。また豆腐は高タンパク低カロリーなので、満腹感を得ながらダイエットしたい人にはぴったりです。
ご飯
実は私たちがいつも主食としているお米も、ハンバーグのつなぎとして代用できる食材のひとつです。お米の粒が肉汁を吸ってもっちりとしたふわふわなハンバーグになるので、ぜひお試しください。
パン粉をうっかり切らしていたときには必ず役に立つ方法なので、頭の片隅に入れておくといいでしょう。ご飯を使うときのポイントとして、一度冷ました状態で混ぜ合わせることを意識してください。
パン粉を使わずにできるハンバーグレシピ
お肉の量を減らして他の材料を用いれば、パン粉を使わずにハンバーグを作ることが可能です。
ハンバーグは人気の高いメニューですが、お肉はなるべく一度に全部使い切るのではなく、別の献立にも使いたいですよね。またパン粉はカロリーも高いので、健康面に気を配っている人の中には、あまり使いたくないという人もいるでしょう。
パン粉を使わないレシピを覚えておけば、食費も抑えることができ、ダイエットしている人でも満足感の高い食事が可能になるので、いくつか紹介しておきます。
豆腐ハンバーグ
豆腐はつなぎの材料としても紹介しましたが、混ぜる割合を増やすことでそのまま豆腐ハンバーグが出来上がります。つなぎも不要で作ることができ、野菜を食べないお子さんにも食べてもらえるのでおすすめのレシピとなっています。また、お弁当入れると喜ばれるメニューでもあるので小分けに作って冷凍しておくといいでしょう。
おからハンバーグ
パン粉要らずのハンバーグとして他に人気なのが、おからハンバーグです。パン粉の代わりにおからを使えば、カロリーが低くボリューム満点のハンバーグを作ることができるので、健康面を気遣いながら満足感を得ることができます。
メタボに悩む旦那さんなどに出してあげるといいでしょう。少々厚みのある形に成形するとお皿に盛り付けた際の見た目もよくなるので試してみてください。
お麩ハンバーグ
お麩もつなぎの役割をすることを述べましたが、たくさんのお麩を使うことでお肉の量が少なくても食べ応え抜群なハンバーグを作ることができます。ぜひレパートリーのひとつに入れておいてください。食感も軽くダイエット中の方や食事のカロリーを気にしている方には特におすすめできるメニューです。
ハンバーグのつなぎのパン粉の役割とは
ハンバーグのつなぎとしてパン粉が使われるのには理由があります。
いくつか紹介すると、まずパン粉は余分な肉汁を吸ってくれるので、タネに混ぜ合わせることでジューシーなハンバーグに仕上げることができます。またタネをまとめやすくしてくれるので、崩れてしまいやすい成形の工程が楽になり、焼く際の型くずれも防いでくれます。
これらの役割を担ってくれる材料は限られており、パン粉はつなぎの材料として重宝されるものですが、すでに述べている通り、他にも十分にその役割を果たしてくれる食材があります。
ここで述べたことをしっかり覚えておけば、うっかりパン粉を切らしてしまった時でも安心です。また、献立のレパートリーも増えるので、今後の食事作りに必ず役立たせることができるでしょう。
代用食材で経済的かつ健康的な食生活を送ろう
以上、ハンバーグのつなぎとして使える意外な食材を紹介してきました。ハンバーグは、大人も子供も問わず非常に人気の高いメニューですが、作り方次第で食費の節約や、ダイエットに効果的な食事を実現することができます。
今回の内容は、パン粉切れに臨機応変に対応できるだけでなく、経済的にも健康的にも良い効果をもたらす事になるので覚えておきましょう。