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賞味期限、すぎると危険な食材がある
食材や食品には賞味期限の目安がありますが、少なくても数日~週間ほど期限として設けられていることが多いです。しかし、世の中には賞味期限が極端に短いものがいくつも存在しています。どのような食べ物が当てはまるのかを把握し、劣化させないうちに食べきりましょう。
『賞味期限が極端に短い食べ物』5選
賞味期限が極端に短い食べ物は、以下のものがあります。
1.もやし
もやしは、野菜の中でも劣化スピードが非常に速いことで有名です。野菜室で保存すると、温度が高すぎるのですぐに劣化してしまいます。冷蔵庫で保存すれば、賞味期限は2~3日ほどです。
真夏の暑さに非常に弱く、条件が悪いと購入して自宅に持ち帰る道中で腐敗が始まってしまいます。徒歩の場合は保冷バッグに入れ、車で保冷バッグなしの場合は冷房をつけてもやしをできるだけ冷ました状態で家に持ち帰ってすぐに冷蔵庫に入れて保存しましょう。
2.一度口をつけた食べ物
一度口をつけた食べ物は、口内細菌は付着するので、冷蔵保存しても翌日中に食べきるのが無難です。冷蔵保存していても食材に付着した口内細菌は繁殖するので、万が一常温で放置してしまったら数時間で劣化してしまう可能性があります。
3.割り置きした生卵
卵は賞味期限が定められていますが、これがあくまでも割っていない状態のものを指します。割った卵の場合は、できるだけ翌日中には使い切りましょう。割ってすぐにラップをかけて冷蔵保存したとしても、空気に卵液が触れているので空気中の細菌が触れている可能性が高いです。
空気中には無数の細菌が漂っているので、割った卵に細菌を付着させないというのは現実的に見て非常に難しいといえます。
4.お惣菜
スーパーなどで売られているお惣菜は、基本的に購入したその日限りで食べきるようにしましょう。こちらも空気に食材が触れているので、劣化しやすい状態といえます。その日に食べきれなければ、翌日の朝などには食べきるよう調整するのがおすすめです。
5.ご当地グルメ
ご当地グルメの中には、極端に賞味期限が短いものが存在しています。日数も持たず、一瞬で賞味期限が来てしまうものもあるので、食べる前にしっかりとリサーチしておきましょう。
- 1時間以内…岩シュー(北海道)
- 30分以内…蕨もち(東京都)・信玄餅(山梨県)
- 10分以内…葛切り(奈良県)・10分モンブラン(京都府)
- 60秒未満…ごっそ玉(神奈川県)・炭酸せんべい(兵庫県)
炭酸せんべいに至っては、賞味期限が5秒です。その土地でしか食べられない、一瞬のグルメは堪能して損はありません。
すぐに食べなければならない理由とは?
すぐに食べなければならない理由は、以下のものがあります。
- 劣化する
- 食中毒の危険性が高まる
- 著しく食感や味が落ちる
- 期限が過ぎても美味しいものの、期限内に食べたときの差があまりにも激しい
劣化や食中毒のリスクが高まるものは、賞味期限に消費するのがベターです。ご当地にある賞味期限が一瞬グルメは期限を過ぎても食べられるものが大半!しかし、味や食感が変化する可能性が高いので、決められた時間内で食べきるのがよいでしょう。
まとめ
賞味期限が定められている食材は、いろいろなものがあります。食材やグルメそれぞれの特徴を把握し、美味しく食材を食べきりましょう。