愚痴ばかり言う人に共通する4つの心理！上手に聞き流すためのコツを伝授

愚痴ばかり言う人に共通する心理的特徴4つ

愚痴ばかり言う人が身近にいると、そのネガティブなエネルギーに巻き込まれがちです。しかし、愚痴を言う人たちには特有の心理があります。

ここでは、愚痴ばかり言う人の心理について4つのポイントを挙げ、その背景を探ってみましょう。これを理解することで、彼らとの接し方が少し楽になるかもしれません。

愚痴の多い人は自分に自信が無く、ネガティブ思考になりやすい傾向があります。そのため、未来に向けた前向きな考え方ではなく、過去の失敗やマイナス要素ばかりに目を向けたり、望まないことを全て他人のせいにします。現状を変えるために努力するより、愚痴や文句を言うことで、楽な道を選ぼうとする心理が見られます。

愚痴ばかり言う人は、感謝の気持ちを持つ代わりに不平不満にフォーカスし、その気持ちをどんどん強化させていきます。足りない部分にばかり目を向け、自分は不幸だ、自分がついていないと勝手に思い込み、愚痴を言うことで気持ちを落ち着かせようとします。

劣等感が強いと、物事を勝手に悪い方向に考えたり、自分への評価を低くする特徴があります。

他人と比較して常に不満を抱えていると、自分がどれだけ頑張っているか認めてもらいたい、自分は「正しい」「頑張っている」と同調して欲しいという思いが強くなり、その心情の表れとして周囲への愚痴が多くなることがあります。

ネガティブな言葉を繰り返し使っていると、本人だけでなく聞いている人にも影響を与えます。発した言葉は、自分の環境や周りの人に影響します。

誰でもネガティブな言葉を聞き続けるのは気持ちの良いものではありません。愚痴ばかり言う人は、言葉の持つ影響力や、愚痴を聞かされる相手の気持ちなどを考えていないのでしょう。

愚痴ばかり言う人との付き合い方に悩むことは少なくありません。彼らのネガティブな言葉は、聞く側にとってもストレスになります。

ここでは、愚痴を上手に聞き流す方法や、自分の精神的な健康を守るための効果的な対処法についてご紹介します。

愚痴とは「言ってもしかたがない事を、口に出しては嘆くこと」という意味です。そして、愚痴が多い人には「答えを求めて愚痴を言うのではなく、ただ聞いて欲しい人」も多いです。

つまり、愚痴の内容は愚痴を言っている本人の問題であって、聞いている側の問題ではありません。愚痴をいつも聞かされてしまう人は、自分の問題とは切り離し、深く真剣に向き合う必要がないことを知っておきましょう。

言ってもしかたがないことや変わらないものへの不満は非生産的で、聞く側にとってもストレスがかかります。意味のない愚痴を聞くことに限界を感じたら、必要以上に自分の時間や労力を使わず、できるだけ距離を置き愚痴を聞かずにすむ環境作りを心がけてみるのも良いでしょう。

ある程度、話を聞いてあげても一向に愚痴が止まらない場合は「それで、どうなったらいいの？どうしたいの？」と質問してみましょう。

すると、愚痴を言っていた人はただ嘆くことから、「どうなりたいのか」という願望を意識して、前向きに考えられるようになるかもしれません。さらに、建設的な気持ちになれるように「そのためには何ができるか」という問いかけをするのも良いでしょう。

愚痴を言う人は、自分が頑張っていることや自分が正しいと認めてほしいことが多いです。そのため、深く真剣に話を聞くというより、相手の愚痴に相槌を打ってみるのも一つの方法です。

「頑張ってえらいよ」「間違っていないと思うよ」などの言葉で同調してあげると、気持ちも落ち着き愚痴を言わなくなるかもしれません。

愚痴ばかり言う人の話を聞くのはストレスになりますが、実は自分自身もそうなっていないか気になりますよね。愚痴が多い人は「でも・だって・どうせ」を頻繁に使っているかもしれません。

この3つの言葉の後には必ず否定的な言葉が続くからです。気づかないうちに自分自身も関わる人たちにマイナスの影響を与えないよう、できるだけ「でも・だって・どうせ」を使わないよう心がけましょう！