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便座の『暖房機能』はヒヤッと感を回避できる優れもの
冬場など寒い時期にトイレに座ると、一昔前はお尻がヒヤッとする感覚にびっくりしてしまうという人も多くいました。しかし、現在は温水暖房便座を採用している住宅が多いため、暖房機能によりヒヤッとする感覚を回避できます。
何気なく活用している機能ですが、とても便利で私たちの生活からストレス要因を排除してくれる優秀な機能です。
しかし、便座の『暖房機能』は当然ながら電力を消費して便座を温めます。そのため、つけっぱなしにしていると「電気代は大丈夫なのかな?」「高いのはこれが原因では?」と不安に感じるという方も多いでしょう。
『温水暖房便座』は全体の電気代の2%を占めている
家にある家電の中でも『温水暖房便座』は全体の電気代の約2%を占めているご家庭が多いと言われています。
これは、大型家電である冷蔵庫やテレビ、エアコンに比べると7分の1ほどの電力使用量なので、節電を意識するならば大型家電やその他の照明器具などを見直した方が効果は高いでしょう。
しかし、2%といえど、電力を常に消費していることは事実です。少しでも電気代を下げたいと考えている方は、温水暖房便座の使い方も見直すことをおすすめします。
便座の『暖房機能』にかかるひと月の電気代は?
では、便座の『暖房機能』にかかるひと月の電気代は、どのくらいなのでしょうか。実際に具体的な数字を確認して考えていきましょう。
便座の『暖房機能』にかかる電気代は1ヶ月で約340円
便座の『暖房機能』にかかる電気代は、使っているメーカーや製品、使用方法などによって多少異なりますが、一般的には1ヶ月で約340円前後だと言われています。
1年間で計算すると、単純に約4,000円前後かかる計算になります。1ヶ月の電気代のうち340円と考えると安く思えるかもしれませんが、1年間で4,000円もの電気代がトイレにかかっていると考えると、多少使い方を見直そうと考える方も多いでしょう。
温度を高く設定していると電気代が高額に
紹介した便座の『暖房機能』にかかる1ヶ月の電気代は、約340円前後という話は、あくまで一般的な平均料金です。
エアコンの暖房機能と同様に、便座の温度を高く設定している場合は、より電力を消費するため、かかる電気代も高くなってしまいます。
したがって、寒さを感じない時期であれば、便座の『暖房機能』を使わない、あるいは設定温度を低くするなどの工夫をしましょう。
便座の『暖房機能』はつけっぱなしにしていて大丈夫?
便座の暖房機能はつけっぱなしにしているからといって危険性はありません。ただし、便座を温め続けていると電力を消費してしまうので、電気代が高くなる原因になることも。
少しでも電気代を節約したいと考えている方は、つけっぱなしではなく、家族が頻繁にトイレを使う時間帯だけつけっぱなしにしておくなど、節電意識を持つと良いでしょう。
また、夏場は暑いので暖房機能は必要ありません。夏場は暖房機能を切っておくことで、暖房便座にかかる電気代を節約することができます。
『温水暖房便座』にかかる電気代を節約する方法を紹介
多くの住宅で搭載されている『温水暖房便座』にかかる電気代を節約するためには、以下のポイントを押さえて節電しましょう。
- 使っていない時間帯は電源をオフにする
- 使っていない時間帯はプラグをコンセントから抜く
- 便座のフタは使い終わるたびに閉める
- 便座の温度を低く設定する
暖房機能を必要に応じてオフにすることはもちろん、使っていない間はプラグをコンセントから抜いておくことも節電につながります。
プラグはコンセントに挿し込んでいるだけでも待機電力を使ってしまうため、実は電気が流れて電気代増加の原因になっているのです。
また、少しでも便座の暖房機能に使う電力の消費量を減らすために、使い終わったら便座のフタを閉めたり、温度設定を低くすることも大事です。
便座の『暖房機能』も節電意識を持って電気代節約に
いかがでしたか。便座の『暖房機能』はとても便利な機能です。しかし、使いっぱなしにしていると、それだけ電力を消費してしまうため、電気代増加の原因になることも。便座の『暖房機能』も紹介した節電対策を実践して、電気代節約に繋げましょう。