『愛情不足な子ども』には共通点がある?4つの特徴や見極め方とは

悲しげな子ども

子どもは親の愛情が不足してしまうと、成長の過程でひずみが生まれてしまうことがあります。それを引きずったまま成長すると、問題行動や社会生活に支障をきたすなど、子ども自身が苦しい生活を送らねばならなくなってしまう恐れがあるので要注意!親の愛情が不足している子どもに見られやすい共通点や特徴を、要チェック!

『愛情不足な子ども』の共通点

ベンチで泣く子ども

親の愛所が不足している子どもには、複数の共通点がみられやすいです。

  • 過剰な行動に出やすい
  • 自己肯定感が低い
  • 社会生活に適応しにくい

愛情不足の状態で育つと、親だけでなく子ども自身が苦しい思いをしてしまいます。

『愛情不足な子ども』の4つの特徴

愛情不足の子どもに見られやすい特徴は、以下の通りです。

1.感情コントロールが上手くできない

親の愛情を十分に受けられなかった子どもは、感情のコントロールが上手くできないことが多いです。

  • 気に入らないことがあると、怒って大暴れしたり大泣きする
  • いきなり大きな声で怒鳴ったり、相手を見下すような言動を過剰にしてしまう
  • 感情が高ぶると、突発的に手が出ることがある
  • 感情が高ぶったら頭が真っ白になってしまって、自分で自分を抑えることができないなど

感情を受け止めてくれる親がおらず、自分の存在を過剰に表現することで自分の存在に気が付いて欲しいという思いを抱えている可能性があります。

2.人間関係の構築が下手

親からの愛情を十分に受けられなかったということは、他者との関係を構築する場を失ったまま育ったことにもなります。

  • 相手のことを信用しきれず、素の自分を出すことができない
  • 相手の気持ちがわからず、ずっとオドオドしている
  • 自分の気持ちを相手に伝えられず、相手から勘違いされてしまうことがある

自分の感情と相手の感情や思惑を推し量る力が養えなかったので、人間関係の構築が通常よりも困難であるケースが多いです。

3.自信が持てない

親からの愛情を受けられなかった場合、「親から愛されないのは自分が悪い子だから」「もっと出来がよければ」と、子どもは自分を責めてしまいます。

その結果、自分に自信が持てず、行動するときも常に不安な気持ちが付きまといます。発言も自信が持てないので、挙手は基本的にせず、意見を求められても自分の気持ちを発言できないことが少なくありません。

4.常に不安や孤独感を抱えている

親から愛されていない状態で育つと、後ろ盾がなく常に背水の陣の状態になります。踏ん張り続けている状態なので、常に心の中には不安があり、孤独感を抱えている状態です。どんなに親身になってくれる友人がいたとしても、この穴はなかなか埋まらず、長く子どもを苦しめます。

『愛情不足な子ども』の見極め方

帰路に就く子ども

愛情不足の子どもの見極め方は、以下の通りです。

  • 大人に対する不信感が強いか
  • 過剰な行動や言動の頻度が高すぎないか
  • 自分を過小評価していないか
  • 不安感が強すぎないか…慎重派なのか不安で動けないかを見極める

見極めポイントをしっかりと把握することで、気になる子や我が子の行動や言動が気になるときは、上記の項目をチェックしてみてください。

まとめ

親の愛情が不足している子には、いくつかの共通点や特徴がみられることが多いです。行動や言動が気になる場合は、愛情不足かを見極めるポイントを確認してみましょう。

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