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電子レンジは主婦にとって欠かせない家電
電子レンジは、ほとんどの家庭に必ずあるほど重要な家電と言えます。冷凍食品や冷めた料理の温め直しに加え、電子レンジで作る料理レシピも増えています。時間を節約できるため、忙しい主婦には欠かせないアイテムの一つです。
電子レンジは便利だが、万能ではない!
料理を温めたり、場合によっては調理することも可能な便利な電子レンジですが、万能な家電ではないことに注意が必要です。
例えば、飲み物をそのまま加熱すると沸騰し、こぼれることがありますし、アルミホイルや特定の陶磁器を使うことはできません。誤ってこれらを加熱すると、割れたり、火事の原因になることもあります。
電子レンジは日常的に使われる家電ですが、使い方には十分な注意が必要です。さらに、電子レンジで加熱すると爆発や発火を引き起こす可能性のある食品も存在するのです。
「どんな食べ物でも温めることができる」と思われがちですが、実はそうではありません。
突然爆発も…電子レンジで温めてはいけない7つの食材
電子レンジは食品を温めるのに便利な家電ですが、温めてはいけない食品も存在します。通常、電子レンジの使用説明書には注意事項が記載されていますが、ここで改めて確認してみましょう。
1.卵
卵は、ゆで卵でも生卵でも、電子レンジで加熱するのは避けるべきです。どちらも加熱すると破裂するか爆発する可能性があります。
実際、電子レンジで卵を加熱した場合、爆発して電子レンジ内部が黒く焦げる事故が報告されています。たとえ短時間であっても、危険性があるため、絶対に電子レンジで加熱しないようにしてください。
2.トマト
トマトを電子レンジで加熱すると、爆発するリスクがあります。トマトの皮は非常に薄く、熱が加わると内部の圧力が増し、皮が耐えきれずに破裂することがあります。
大きなトマトだけでなく、ミニトマトも同様に危険です。トマトを加熱して調理する際は、フライパンなど他の調理器具の使用をおすすめします。
3.明太子
トマトと同様に、明太子も電子レンジでの加熱は避けるべきです。明太子の皮は薄い膜のようで、電子レンジで加熱すると内部の圧力が急激に上がり、破裂を引き起こす可能性があります。
明太子が破裂すると、電子レンジ内に内容物が飛び散り、焦げ付きを残すことがありますので、加熱は控えましょう。
4.ウインナー
ウインナーやソーセージを電子レンジで加熱するのは一見便利ですが、破裂するリスクがあります。特に朝の忙しい時間にお弁当の準備で電子レンジを使うことがありますが、これらの食品も外皮が薄いため、加熱すると内部から圧力が増して破裂することがあります。
安全に調理するためには、パッケージに記載されている調理方法を守ることが重要です。
5.さつまいも
さつまいもを電子レンジで加熱するのは一般的ですが、問題が発生する可能性があります。
特に、さつまいもを焼き芋のように長時間温める場合、数分で煙が出始め、それから約1分後には発火する可能性があります。このような事態は火事の原因ともなり得るため、さつまいもの長時間加熱は非常に危険です。電子レンジでの調理は避け、他の方法を検討しましょう。
6.栗
栗は硬い殻に包まれており、電子レンジで加熱すると内部が急激に膨張し、爆発する危険があります。SNSでも加熱失敗の話がしばしば見られます。
一部では殻に穴を開ければ安全とされていますが、実際には「穴を開けても爆発した」という報告も多いです。安全を考慮して、栗は電子レンジで加熱しないことをお勧めします。
7.ぶどう
過去に、ぶどうを電子レンジで加熱した際の驚くべき体験談がSNSで話題になったことがあります。実際、ぶどうを電子レンジで加熱すると発火の危険があるのです。
電子レンジのマイクロ波がぶどうの特定の部分に集中し、プラズマが発生することで庫内で発火する可能性があります。この発火が火事につながることもあり得るため、ぶどうの電子レンジ加熱は絶対に避けるべきです。
電子レンジで食品を加熱する際は、適切性を確認しよう
電子レンジは食品を温めるための便利な道具ですが、全ての食品が電子レンジに適しているわけではありません。特に、爆発や火事を引き起こす危険性のある食品もあるため、安全に使用するためには、各食品が電子レンジに適しているかどうかを確認することが重要です。
また、家庭の電子レンジの取扱説明書も再度確認し、正しい使用方法を心掛けましょう。さらに、明太子やトマトなど、熱により破裂のリスクがある食品には特に注意が必要です。