目次
風水における『ドライフラワー』の扱いには注意が必要!
ドライフラワーは、その手軽さと多様な飾り方で、お部屋を自然な雰囲気に演出してくれます。しかし、風水ではドライフラワーには特に注意が必要とされています。
乾燥させた花であるドライフラワーは、「枯れた花」と見なされることがあり、不運を招くともされています。悪いエネルギーを引き寄せたり、生気を奪うと言われているため、飾る場所を慎重に選ぶ必要があります。
ドライフラワーを飾ってはいけない場所5選
風水で「死んだ花」とも言われるドライフラワーを飾る際は、その場所に注意が必要です。以下では、ドライフラワーを飾るべきでない場所とその理由を紹介します。もしこれらの場所に飾っている場合は、配置を見直してみましょう。
1.玄関
『玄関』は良いエネルギーを家に招き入れ、不要なエネルギーを外に排出する場とされます。そのため、玄関にドライフラワーを置くのは避けた方が良いとされています。
玄関でドライフラワーを飾ると、ポジティブなエネルギーを吸収し、逆にネガティブなエネルギーを引き寄せることになり、結果的に家全体が不良なエネルギーで満たされる恐れがあるからです。
2.リビング
リビングは、風水ではエネルギーの流れが玄関から始まり、最終的には寝室に至る途中のキーポイントとされます。
リビングにドライフラワーを配置すると、その場に流れ込む好ましいエネルギーをドライフラワーが吸収し尽くしてしまうため、設置は避けるべきと言われています。さらに、家族が集まる場所であるリビングに「枯れた花」を飾ることは、家族間の不和や不幸を招く原因になるとも言われています。
3.寝室
寝室は、風水におけるエネルギーの流れの終点であり、生命力や元気を養うために重要な空間とされています。
寝室にドライフラワーを置くと、「枯れた花」が生気を奪ってしまうとされ、身体や精神のリフレッシュが困難になると言われています。また、寝室は家族や夫婦が一緒に過ごす時間が多い場所であるため、ドライフラワーを置くことが家庭内の和や夫婦関係に悪影響を及ぼす可能性があると考えられています。
4.ダイニングエリア
多くの人がダイニングテーブルやその周囲にドライフラワーを飾っていますが、食事の場であるダイニングにドライフラワーを置くことはおすすめできません。
食事は健康と密接に関わるため、このエリアにドライフラワーを配置すると、不要なエネルギーが集まり、それが食事を介して身体に悪影響を与えると言われています。
不良なエネルギーが体内に入ると、健康運が著しく低下し、体調を崩したり、疾患や怪我の原因となる可能性があります。従って、ダイニングテーブル周辺にはドライフラワーを置かない方が賢明です。
5.トイレ
トイレにドライフラワーを置くことについては意見が分かれますが、一般的に、排泄活動が行われるトイレは、不要なエネルギーが集まりやすい場所であり、ドライフラワーを配置することは避けるべきとされています。トイレにドライフラワーを飾ることで、さらに不良なエネルギーを引き寄せ、家全体の運気に悪影響を及ぼす恐れがあります。
ただし、換気のできないトイレでは、ラベンダーのような色のドライフラワーを置くと、逆にエネルギーの流れを改善し、空間を明るくする効果があるとも言われています。特に、香りが付いているドライフラワーは良いエネルギーを呼び寄せ、トイレを快適な空間に変えるため、おすすめされています。
ドライフラワーを飾るおすすめの場所
間違った場所にドライフラワーを飾ると、運気の低下や家庭内の不調和を招くことがあります。ドライフラワーは風水上で「枯れた花」として扱われることがあり、その配置には注意が必要です。
しかし、ドライフラワーが悪影響を及ぼしにくい場所もあります。ここでは、安心してドライフラワーを楽しむことができる場所を紹介します。
- 廊下
- 階段
- 換気の良い窓辺
廊下や階段、換気が良い窓辺などは、気の流れが良く、ドライフラワーを飾っても不良なエネルギーの影響を受けにくいとされています。
しかし、ドライフラワーを過剰に飾りすぎると、運気の滞りを招く原因となり得ます。また、デザイン面から見ても、過度な飾り付けは雑然とした印象を与えてしまうため、控えめに1〜3点程度に留めることが望ましいです。
ドライフラワーは風水に影響を与えない場所に置こう
ドライフラワーに対する風水的な見解は厳しいものがありますが、適切な場所と量に注意することで、負の影響を避けつつインテリアとして楽しむことが可能です。
ドライフラワーの美しさを活かしつつ、運気を損なわないように、飾る場所を慎重に選んでください。適切な配置であれば、ドライフラワーも家の雰囲気を良くし、見た目にも心地よい空間を作り出すことができます。