目次
夫がやりがちな「ありがた迷惑な家事」5選
夫がどんなに一生懸命に家事を手伝ってくれても、時にはその結果が逆効果になってしまうことがあります。特に、経験やスキルが不足している場合、良かれと思って行った行動がかえって妻の負担を増やしてしまう可能性があるのです。そこで、夫による家事でありがた迷惑に感じられがちな5つの例を挙げ、それぞれについて掘り下げていきましょう。
1.料理をする
料理をする男性は年々増えています。共働きが一般的になり、先に帰宅した方が夕飯を準備する家庭も多いです。しかし、夫が料理をしてくれるのはありがたいものの、時には迷惑と感じてしまうことがあります。
《夫の料理が迷惑に感じる理由》
- 食材がコンロ周りに散乱している
- シンクや床が汚れている
- 使用した調理器具がそのままにされている
- 調味料の蓋が閉められていない
- 食べられる野菜を余計に捨ててしまう
- 未開封の新しい食材を使ってしまう
- 作った料理の味付けが濃すぎる
2.食器を洗う
料理後の食器洗いは、夫も積極的に手伝いやすい家事の一つです。しかし、手抜きが原因で洗い残しが発生すると、結局は妻が洗い直すことになり、二度手間になってしまいます。
《夫の食器洗いが迷惑となる理由》
- 油汚れが完全に落ちていない
- 皿やカップは洗うものの、鍋や炊飯器は放置される
- 強い力で擦り過ぎて、フライパンや鍋の表面を傷つける
- 油の残るフライパンに水を溜め、その中で食器を洗い、さらに油ぎった状態にしてしまう
- 食卓の箸やコップをそのままにし、主な食器だけを洗う
- 洗剤を過剰に使い、泡が残る
- シンクやキッチンの床を水浸しにする
- 水を出しっぱなしにしてしまい、水道代がもったいない
- 食洗機の中に適当に入れてしまい、食器に傷がつくことがある
3.整理整頓
洗い物や掃除と比べて、整理整頓は比較的手軽にできると思われがちで、協力的な態度を見せる夫も多いです。しかし、適切にゴミ分別を行わないなど、結果的に妻が追加で手間をかけることになるケースが少なくありません。
《夫の整理整頓が困る理由》
- ゴミの分別をせず、全てを燃えるゴミとして処分してしまう
- 缶や瓶を中身を洗わずにそのままゴミとして捨てる
- ペットボトルをラベルごと捨ててしまう
- 使う可能性のある物まで誤って捨ててしまう
- 物の定位置を変えてしまい、必要な時に見つけられない
4.洗濯をする
洗濯は家事の中で比較的分担しやすい作業です。しかし、夫による洗濯が逆に手間を増やすことがあります。特に、干し方に問題がある場合が多いです。
《夫の洗濯が手間になる理由》
- 色柄物を分けず、ネットも使わないで洗う
- シワのまま干してしまう
- 袖や裾を伸ばさずに干す
- ハンガーのかけ方が雑で、型崩れを招く
- 衣類をハンガーにかけても洗濯ばさみを使用し、跡がつく
- 干す位置を考えず、下着などが外側に丸見えになる
- 取り込んだ洗濯物を床にそのまま置く
- たたみ方が雑
5.買い物をする
夫の買い物に関しては、節約を心がける妻との間で温度差があり、不満の声が上がることがあります。普段買い物をしないことから生じるミスも。
《夫の買い物が困る理由》
- 鮮度の落ちた野菜を購入する
- 賞味期限や消費期限を見ずに買う
- 「これが良いと思って」と指示とは異なる高価なものや子どもが苦手なものを選ぶ
- 頼まれたもの以外も購入してくる
- 調味料をいつもと違うサイズで購入
- 潰れやすい食材を袋の底に入れる
- 必要な商品が見つけられない
- 商品が見つからない時、店員に尋ねずに買わずに帰ってくる
中途半端な家事はありがた迷惑になってしまう!
夫がどんなに一生懸命努力しているかもしれませんが、妻の視点から見ると「中途半端な」取り組みは、しばしば迷惑となる家事の例として挙げられます。
妻の家事負担を軽減しようという意欲から、自分の役割をしっかりと認識し、責任を持って家事に取り組むことで、より良い結果をもたらすことが可能です。家事の分担は協力と理解から始まります。