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日本にはいろいろな迷信が言い伝えられている
日本には、古来からいろいろな迷信が言い伝えられています。迷信の中には、ちょっと怖いものから気持ちが明るくなるものまでさまざまです。今回は、日本に伝わる迷信をご紹介します。どのようなものがあるのか、チェックしてみてくださいね。
昔から日本で言い伝えられている『迷信』5選
昔から日本に伝わる迷信は、以下のものがあります。
1.3人で写真を撮ると、真ん中の人が早死にする
写真撮影したとき、3人で仲良く写真を撮る場合、中央に映っている人が早死にするという迷信があります。もちろん根拠はなく、早死にすることもありません。
これは、カメラが登場して間もない頃、写真を撮ると中央に映った人はピントが合わずぼやけてしまうため、発生した迷信です。写真関連のものだと「写真を撮ると魂が抜かれる」という言葉も有名です。
2.四葉のクローバーを見つけると、幸せになれる
子どものころ血眼になって探した、四葉のクローバー。見つけると幸せになれるといわれている、ちょっとハッピーになれる迷信です。元々ヨーロッパで言い伝えられていた言葉で、クローバーが持つ言葉の意味や、四葉のクローバーにレア度が関係しています。
3.霊柩車を見たら、親指を隠す
霊柩車を見たら親指を隠すという迷信も、非常に有名です。
- 親指の爪の間から、死んだ人の魂が侵入してくるのを防ぐため
- 親の死に目に会えない
上記のような迷信が言い伝えられていますが、このようなことは起きにくいでしょう。霊柩車という、普段見ないものだからこそ、不吉なことが起きるのでは?という心理が働きやすいのかもしれません。
4.雷様におへそを取られる
雷が鳴るとおへそを隠す習慣は、古来より伝わっています。保育現場などでも遊びの中に取り入れられることが多い反面、なんでおへそを隠すのかよくわかっていない人もいると思います。
おへそを隠す習慣は、雷神様の好物がおへそという部分が由来です。雷神様の絵を見てみると、雷神様はやんちゃでぷっくりしたおへそをしています。もしかすると、同じようなぷっくりおへそが好きなのかもしれませんね。
5.夜口笛を吹くと、蛇が出る
夜口笛を吹くと蛇が出るという言い伝えには、以下のような理由があります。
- 口笛を吹くことで、妖怪などを引き寄せやすくなる
- 人さらいなどの悪人を比喩し、おびき寄せないようにするため
夜間口笛を吹くということは、リスクを伴う行動として認知されていました。リスクのある行動を回避するために誕生した、迷信なのかもしれません。
まとめ
日本には、いろいろな迷信が現代も生きています。なにをどのように信じるのかは、その人次第です。