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電気ストーブを使うときは注意が必要!
電気ストーブは、火を使わないため安全と捉えられることが多いです。確かに、石油ストーブや薪ストーブと違って開火するわけではないので、その点で安全だと言えます。
しかし、電気ストーブを間違えた方法で使うと、火事の原因となる可能性があるため、注意が必要です。火事を防ぐためにも、NGな使用方法を理解し、危険な行動を避けましょう。
電気ストーブで火災を引き起こす危険な行為3つ
電気ストーブの使い方の中には、火事を起こす可能性があるものが含まれています。ついやってしまいがちな行為も含まれているので、ぜひチェックしてみてください。
1. 長時間つけっぱなしにする
電気ストーブの使用時は、常に誰かが近くにいることが前提です。異常が起きた際にすぐ対応できるようにするためです。特に注意が必要なのは、以下のような状況です。
- 外出時に部屋の温度を維持する目的で長時間運転させること
- 就寝中に暖を取るためにずっと稼動させておくこと
これらは、電気ストーブに過度な負荷をかけ、発火のリスクを高めます。
2. ストーブの近くに燃えやすいものを置く
電気ストーブの周辺に、燃えやすい物を置くのは絶対に避けましょう。これには以下が含まれます。
- 衣類
- カーテン
- 紙や本
- スプレー缶など
電気ストーブを使用する際は、これらの物を周囲に置かないことが重要です。特に、可燃性ガスを含むスプレー缶が引火すると、大規模な火事に発展する恐れがあります。
3. 電気ストーブの上に洗濯物を吊るす
電気ストーブの上に洗濯物を掛けて乾燥させることは、火災のリスクを高めます。濡れているからと安全だと思うかもしれませんが、電気ストーブの高温で乾燥し続けると、洗濯物は発火しやすくなります。
また、洗濯物がストーブの上に落ちると、発火の可能性が非常に高くなります。したがって、洗濯物を電気ストーブで乾かすことは避けるべきです。
正しい電気ストーブの使い方
電気ストーブを安全に使用するための注意点は次のとおりです。
- 使用する前に、必ず取扱説明書を読んで理解する。
- 外出時や就寝時は電気ストーブのプラグをコンセントから抜く。
- 電気ストーブを利用する際は、最低でも30cm以上の距離を保ちながら使用する。
- ストーブの周囲に燃えやすい物を置かない。
- 小さい子供やペットが近づかないように、必要に応じて安全柵を設置する。
電気ストーブを扱う際は、その安全性に自信を持つことが重要です。ただし、「電気製品だから安全」と過信せず、適切な使い方を心がけることが大切です。
電気ストーブの表面温度は、わずか5cmの距離であっても500℃を超えることがあり、これは発火のリスクが十分に存在することを意味します。
まとめ
電気ストーブの安全性が高いと思いがちですが、それは誤解を招く危険信号です!どんな熱を発する製品も、発火の恐れがあります。安全面をしっかりと考慮した使い方を心がけ、取扱説明書に従った正しい使用方法で、電気ストーブを使用してくださいね。