食洗器に入れてはいけない食器とは?入れるとどうなってしまうの?

食器が置かれた卓上食洗機

食洗器があると、使用済みの食器を入れるだけできれいになるので非常に助かりますよね。しかし、食洗器非対応の素材の食器を入れてしまうと、思わぬトラブルが起きてしまうかもしれません。どのような素材が、食洗器不可になっているのかを、チェックしてみましょう。食洗器不可の食器を食洗器で洗うとどうなるのかも、紹介しています。

食洗器は、どんなものでも入れてよいわけではない

キッチンでバツ印を作る女性

食洗器を使用するとき、使った食器をなんでも入れてしまうという人は要注意!食洗器に入れるべきではない食器があるので、把握しておきましょう。食洗器不可の食器を食洗器で洗ってしまうと、思いもよらないトラブルが起きてしまうかもしれません。

食洗器に入れてはいけない食器とは

食洗機にまな板を入れる女性

食洗器に入れるべきではない食器は、以下のものがあります。

1.漆器

漆器は非常にデリケートな素材なので、食洗器に入れてしまうとすぐに使えない状態になってしまいます。

  • 木製で、熱や温度の激しいアップダウンに弱く、衝撃に弱い
  • 熱風だけでなく、水圧でも劣化する
  • 湿気がはがれる、食器がひび割れる可能性がある

漆器の食器は、手に持ったとき非常に軽いのが特徴です。これは木を使用しているからであり、木を使用した食器は非常にデリケートにできています。

2.軽すぎる食器

軽すぎる食器は、食洗器内で浮遊してしまいます。主にカトラリー類が当てはまるので、注意しましょう。

  • 送風や水圧で浮き、ほかの食器に衝突する
  • 食洗器内を傷つける
  • カトラリーそのものが壊れてしまう

軽すぎる食器は、子ども用のプラスチックの食器やカトラリーが当てはまります。

3.温度変化・高温に耐えられない食器

温度変化や乾燥時に出る高温の風に耐えられない食器は、食洗器で洗うべきではありません。

  • メッキ…酸化し、変色する恐れがある
  • アルミ・銀・銅素材…食洗器用洗剤や熱風の影響を受け、酸化や変色がみられやすい。鉄の場合は、さびることもある
  • 高級なガラス食器…温度変化と衝撃への耐性が低く、全体が白く曇ってしまう
  • プラスチック製食器…熱に弱いため、変形や変色の可能性がある

思いのほかたくさんの素材が、食洗器に対応していないことになります。プラスチック製のものは、食洗器対応になっていることがあるので、購入時に確認しておくと間違いありません。

4.装飾が施されている食器

装飾がついている食器を食洗器で洗うと、水圧などの影響で装飾が剥げてしまいます。変色することもあるので、食洗器ではなく手洗いするのがおすすめです。

食洗器に入れるべきではないものを入れると、どうなってしまうの?

驚く女性

食洗器で洗うべきではないものを食洗器で洗ってしまうと、以下のようなことが起きやすくなります。

  • ほかの食器に傷がつく、破損する
  • 弱い素材のものは、変色や変形がみられる
  • 割れてしまい、使い物にならなくなる
  • 食洗器内を傷つけ、寿命を速める

食洗器で洗うべきではないものを、「1回くらい」「ちょっとくらい」と思って食洗器で洗ってしまうと、思いがけないトラブルが起きてしまう可能性があります。ほかの食器を守るためにも、食洗器不可のものは手洗いすべきです。

まとめ

食洗器を使用すると非常に便利ですが、食洗器非対応の食器があることを忘れてはなりません。非対応の食器は手洗いし、長くお気に入りの食器を使用しましょう。

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