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「ちょっとくらい…」という気持ちで、ゴミの分別をするのは危険!
ゴミを仕分けるの、実はちょっと面倒だと感じている人がほとんどです。環境への配慮などを考慮すると、ゴミはしっかりと仕分けるべきです。燃えないゴミまで燃えるゴミに混ぜて出してしまうと、どのようなことが起きてしまうのかを要チェック!
『燃えないゴミ』を『燃えるゴミ』で絶対に出してはいけない理由
燃えないゴミを燃えるゴミとして処理してしまうと、以下のようなことが起きます。
1.ゴミを回収してもらえない可能性がある
燃えないゴミを燃えるゴミの中に混ぜ込んでしまうと、ゴミを回収してもらえない可能性があります。
- 不燃物は可燃物として処理しないため
- ルール違反が常習化してしまうのを防ぐため
- 作業員の安全を第一に考えているため
ルール違反をしている状態なので、ゴミを回収してもらえなくても文句を言うことはできません。燃えないゴミをこっそり燃えるゴミに入れてしまうことで、不慮の事故が起きることもあります。
事故が起きても誰も責任を取ることはできないため、燃えないものを入れている燃えるゴミの袋を回収することはできないのです。ルール違反の常習化を防ぐ効果もあるので、ゴミを置いて行かれた場合は自宅に持ち帰りしっかりと分別して、指定日に再度出さなければなりません。
こういったルールを破ってゴミを捨てようとする人をなくすため、ゴミ袋に名字を記入しなければならないという地域もあります。
2.環境に大きな負荷をかける
燃えないゴミを燃やすということは、環境への負荷が大きくかかる可能性があります。有害なガスの発生などの発生に伴い地球温暖化が悪化する可能性が高まるのです。「ちょっとくらい」と思うかもしれませんが、その積み重ねで地球温暖化が進んでいる事態を忘れてはいけません。
3.自治体やマンションの管理人から注意されてしまうかも
自分ではバレていないと持っているかもしれませんが、燃えないゴミを燃えるゴミの中に紛れ込ませている場合、自治体やマンションの管理人から注意を受けてしまうことがあります。
前述した通り、ゴミを回収してもらえない事態になっていたのしても、ゴミを自宅に回収せず置きっぱなしにしていると、どの人のゴミなのか調査される可能性があることを知っておきましょう。
また、防犯カメラなどを駆使して違反者を特定したり、近隣住民からの通報によってバレることもあります。
4.ゴミ処理を行う人に迷惑をかける
不燃物が含まれているゴミを可燃ゴミとして処理してしまった場合、ゴミの処理を行う人に多大な迷惑をかけてしまう恐れがあります。
- 不燃ゴミ(プラスチックなど)が可燃ゴミの袋を突き破って、鋭利な状態になっている部分に触れてけがをする
- ガスボンベなどのガスを含む不燃物をゴミ収集車に入れても運ぶと、ゴミ収集車が発火する恐れがある
- ガラスなどが回収車に入れたときに飛び散り、作業員に当たる
- 焼却作業後燃えないゴミが残り、燃えないゴミの除去や点火のし直しをしなければならなくなる
ゴミは、出せば終わりではありません。処理をしてくれる人の立場に立って、しっかりと分別すべきです。
まとめ
燃えないゴミを燃えるゴミの中に入れて出してしまうと、思わぬ事態を招いてしまうことがあります。燃えないゴミは適切な場所と曜日を守って、処理しましょう。