電気ケトルに水以外を入れるとどうなる?絶対にやってはいけない理由とは

お湯を沸かしている電気ケトル

電気ケトルを使用すると、温かい水がいつでも好きなときに使用できるので、とても便利ですよね。温かい状態で飲みたい飲料があると、電気ケトルを使用して温めておけば便利なのでは?と思ってしまうかもしれません。しかし、電気ケトルに水以外のものを入れるのはよくありません。どうしていけないのか、本記事ではその理由を解説しています。

電気ケトル、水以外のものは入れてはいけないの?

商品棚の電気ケトルを手に取る様子

電気ケトルは、ケトル内の水分を選ばなければならない家電製品です。基本的には、水のみしか入れることはできません。どうして、ほかの水分を入れることができないのでしょうか?今回は、電気ケトルに水以外のものを入れてはいけない理由について、ご紹介します。

電気ケトルに水以外のものを入れてはいけない理由

キッチンでバツ印を作る女性

電気ケトルに水以外のものを入れてはいけない理由は、以下のものがあります。

1.ケトル内がさびる

電気ケトルは、水道の水を入れることだけを想定して作られています。そのため、水以外のものを入れて沸かしてしまうと、ケトル内にサビが発生する可能性が高いです。

ケトル内がさびると、水を沸かしたときにサビが浮いてきてしまい、気持ちよくケトルを使用するのが難しくなってしまいます。

2.ケトルに入れた食材が腐敗する

水以外のものを電気ケトルにいれると、ケトル内の温度で食材が腐敗する可能性が高いです。食材が腐敗すると、食材を破棄しなければならないだけでなく、ケトル内に腐敗臭がこびりついてしまう可能性があります。

腐敗に気づかず食材を入れっぱなしにした場合、不衛生な状態が長く続いてしまい、水を沸かして使用することに抵抗を感じてしまうかもしれません。

3.注ぎ口に食材が詰まる

水以外のものを電気ケトルに入れて沸かすと、食材が注ぎ口に詰まる恐れがあります。注ぎ口は細く、手が届きにくいケースがほとんどです。しかも外見ではわからない場合が多いので、気が付いてときには食材がこびりついて頑固汚れになってしまうことも少なくありません。

4.内容物が沸騰し、中身が飛び散る

電気ケトルは、水を沸かすことだけに特化した家電です。そのため、液体の食材(スープや飲料など)をケトルで沸かすと、内容物が吹きこぼれてしまう可能性があります。

内容物が吹きこぼれるだけでなく、飛び散ってしまい、やけどなどのトラブルを起こすこともあるので注意しましょう。

電気ケトルに入れてはいけないもの

電気ケトルとコーヒーカップ

電気ケトルに入れてはいけないものとは、主に以下のようなものを指します。

  • 牛乳
  • スープ
  • カレーやシチュー
  • お茶
  • ティーバッグ
  • 食材の加熱調理
  • レトルト食品の温め
  • ケトル内でのインスタント麺の作成
  • ミネラルウォーターなど

電気ケトルは、水道水の温めにのみ特化している家電です。そのため、食材はもちろんミネラルウォーターの加熱もNG!ミネラルウォーター類を電気ケトルで温めると、故障の原因につながります。

まとめ

電気ケトルと使用するときは、水道水の温めのみを行いましょう。正しい方法で電気ケトルを使用し、長く同じものを使用してくださいね。

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