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バナナの黒い部分、食べても大丈夫?
バナナを食べようとした際に黒い部分を見つけると、食べても安全かどうか迷うことがありますよね。バナナの黒くなっている部分が食べられるかどうかは、以下のように場所によって異なります。
- 皮が黒くなっている場合…大抵の場合は食べても問題なし。
- 実の表面が黒くなっている場合…ぶつけたりして劣化している可能性があるため、食べるのは避けた方が無難。
- 実の中心が茶色くなっている場合…食感が悪くなりがちで、樹脂臭くなることもあるが、食べても問題なし。
黒く変色している部分によって、食べてもいい場合と避けた方がよい場合があります。
食べるべきでないバナナの警告サイン
バナナを食べるべきでない、または口にすべきではないサインには以下のような特徴があります。
1. 手で持った時に自立しないほど柔らかい
手に取ったときにバナナが非常に柔らかく、自立しない状態になっている場合は、バナナが劣化しているサインです。
形状が変化していることは、バナナがもはや食べ頃を過ぎていることを示しています。実だけでなく皮も柔らかくなっている場合は、食べずに廃棄するべきです。
2. 実の形が大きく変わっている
バナナの実が元の形を失っている時は、たとえ調理しても食べるべきではありません。
- 実から液体が漏れ出している
- 実がドロドロになっている
- 実が全体的に黒く変色している
- バナナが液状になっている
普通は調理しようとは思わないでしょうが、もし食べた場合は食中毒のリスクが高まります。腐敗したものは、大半が人体にとって有害ですから、食べることは避けるべきです。
3.カビが生えている
バナナにカビが生えていたら、見た目がまだ良好だとしても食べてはいけません。
- 皮にカビが見られる
- 果実の端や底部にカビが生えている
カビが見られる時点で食べるのは適切ではありません。カビは見えない部分にも広がっていることが多く、実の内部にも菌が浸透している可能性があります
4. 味に変化がある
バナナの味が普段と異なり、異質な味わいに変わっている場合も、食べるのは避けるべきです。
- 酸っぱい味がする
- 口がピリピリする
- 普段のバナナにはない苦味や渋みがある
味が変わっていて何かおかしいと感じたら、直感に従い速やかに吐き出し、廃棄することが賢明です。
バナナを長く保存する方法
バナナをできるだけ長く保存するには、次の方法が有効です。
- バナナを個別にして小分けに保管する
- バナナ専用のホルダーを活用して収納する
- 15~20度の場所で保存を心掛ける
地面に直接置いた場合、下のバナナが他のバナナの重みで潰れ、早期に劣化する原因となります。
また、バナナは冷たい場所を苦手とするため、冷蔵庫の野菜室での保管は避けましょう。冬場は常温での保存が適しており、夏場は涼しい場所で保管し、早めに食べることが無難といえます。
まとめ
バナナの実が黒く変色している場合、食べるのを避けた方が良いことが多いです。ただし、黒い部分がどこにあるか、また実の状態全体を見て、食べるかどうかの判断をしましょう。
バナナの保存方法と食べ頃の見極め方を頭に入れておくと、長期保存が可能でありながら、一番おいしい状態で食べることができます。