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結婚式の招待状の返信にはたくさんルールがある
結婚式の招待状を受け取ったら、相手への祝福の気持ちで胸がいっぱいになるものです。その勢いに乗せて、舞い上がった気持ちをメッセージを書き入れると、相手に失礼に当たる単語を使用したり文章による表現をしてしまうことがあるので注意しなければなりません。
また、書かなければならない部分や消すべき文字、修正するべき文字などもあります。相手に失礼のない結婚式の招待状の返信ができるよう、知識を蓄えておきましょう。
結婚式の招待状に書くべきではない『4つのワード』
結婚式の招待状で書くべきではない、NGなワードは以下の通りです。
1.「絶える」「別れる」などの演技ぐぁるいとされる忌み言葉を使う
忌み言葉とは、結婚式をする相手に対してそぐわない言葉を表しています。
- 絶える
- 亡くす
- 別れる
- 切るなど
忌み言葉の中でも、「笑顔の絶えない家庭に」「絶対出席します」など、ついうっかり使ってしまいそうになる文章もあるので注意しましょう。「笑顔のたえない」「必ず出席」など言葉を変換して、メッセージをく工夫を施してください。
2.「重々」「再三」など同じ言葉を重ねる重ね言葉を使う
重ね言葉は再度結婚することを思わせるため、これから結婚する二人へのメッセージに使用するのは適切ではありません。
- 再三
- 重々
- 重ね重ねなど
忌み言葉同様、言葉を変換して結婚する二人にふさわしいメッセージを書きましょう。
3.訂正すべき箇所に手を付けずに返信する
結婚式の返信用はがきは、「ご住所」「ご芳名」「御出席」「御欠席」などの欄があります。返信用はがきの丁寧な言葉で書かれている部分は、定規を使用して二重線を引き、修正を行いましょう。
修正すべき点を見落としてそのまま返信するのは、マナー違反です。
4.「、」「。」といって句読点を使用する
招待状のメッセージ欄に書く言葉は、「結婚生活に終止符を打たない」という意味で句読点を入れないのがマナーです。句読点を打つ代わりに改行するなど、読みやすいよう工夫してメッセージを添えましょう。
結婚式の招待状を返信するときに守るべきマナー
結婚式の招待状の返信を書く場合は、以下のポイントに注意してください。
- 黒のボールペンを使用する
- 修正線は二重線で、定規を使用してまっすぐ線を引く
- 句読点の代わりに、余白を設ける
- 行・宛は全て「様」に変更する
- 御・芳、出席と欠席どちらかに二重線を引く
- 名前を書く欄に、出席する人の名前をフルネームで全員分書く
- 出席のときは1週間以内に返信する
- 欠席の場合は提出期限ぎりぎりにならないよう、1週間程度時間を置いて返信する
結婚式の招待状に返信をするときは、守るべきマナーが多いので緊張することもあるでしょう。しかし、修正店の把握とお祝いの言葉の書き方などに考慮すれば、大きなミスなく返信できますよ。提出期限をしっかり守り、責任を持って返信しましょう。
まとめ
結婚式の招待状への返信は、相手への敬意を形にする大切な機会です。NGワードを避け、黒のボールペンで丁寧に記入し、句読点を避けるなどのマナーを守りましょう。出席も欠席も、返信は迅速に。数回の見直しを経て、心を込めてポストへ。これらの心遣いが、新郎新婦への最高の祝福につながります。