ぬか漬けに入れるべきではないもの5選 向いていない理由とおすすめの食材

近年、ぬか漬けセットが販売されるなど、空前のぬか漬けブームが到来しています。初心者でも挑戦しやすく美味しい漬物を作れる点が魅力ですよね。そんなぬか漬けには合う食材と合わない食材があるのをご存知でしょうか。この記事では、ぬか漬けに入れるべきではないものを紹介します。

近年、家庭でもできる『ぬか漬け』が人気急上昇中!

皆さんはご自宅でぬか漬けに挑戦したことはありますか。コロナ禍で家にいる時間が増えたことも影響し、近年、ぬか漬けブームが再来しています。

『ぬか漬け』とは、米ぬかと塩水を混ぜ合わせて乳酸発酵させたぬか床に野菜などの食材を漬け込んだものを指します。

ぬか漬けならではの美味しさはもちろん、実はビタミンやミネラルがより豊富に野菜に吸収されることにより、生で食べるよりも食材の栄養価が高くなるというメリットもあります。

ぬか漬けに入れるべきではないもの5選

栄養価も高く美味しいぬか漬けですが、すべての食材がぬか漬けに適しているわけではありません。ここでは、ぬか漬けに入れるべきではないものとその理由を紹介します。

1.玉ねぎ

玉ねぎはぬか漬けに入れてしまうと匂いが強すぎてしまうため、取り出した後もぬか床に匂いが残ってしまう恐れがあります。

絶対にぬか漬けするべきではないと言いませんが、何度もぬか床を使い回したい場合は、玉ねぎを入れることは避けるべきでしょう。

2.ニラ

ニラも玉ねぎと同様、またはそれ以上に匂いが強く、ぬか床にニラの匂いが残ってしまう可能性が高いです。一度ニラを漬けてしまうとニラの匂いが残ってしまい、後から漬けた食材に匂いが移ってしまいます。

他にもニンニクなどの匂いが強すぎるものはぬか床に影響を与えてしまうため、ぬか漬けにするべきではないでしょう。ぬか漬けしたい場合は、別の容器に少量のぬか床を移し、他の食材とは分けてぬか漬けにするべきです。

3.生魚

生魚をぬか漬けに入れてしまうと、さまざまな雑菌の影響を受けてしまうため、ぬか床の環境が悪影響を受けてしまう恐れがあります。

また、生魚は鮮度が重要な食品なので、ぬか漬けに入れても衛生面を保つことが難しいという難点もあります。もしもチャレンジしたい場合は、こちらも別の容器に生魚とぬか床を移し、生魚だけのぬか床を用意するべきでしょう。

4.生肉

生肉も生魚と同様に衛生面を保つことが難しいという欠点があります。ぬか漬けは発酵させることで栄養価を上げる事ができますが、だからと言って必ずしも細菌が繁殖しないとは限りませんし、腐らないとも限りません。

特に生肉は早々に細菌が繁殖し、腐敗してしまう恐れもあります。ぬか床に入れる前に傷んでいる場合は、ぬか漬けにした後、食中毒の原因になる可能性も否定できないので気をつけましょう。

5.液状のもの

ヨーグルトなどの液体状のものは、ぬか床に入れてしまうとぬか床内の水分量が増えてしまい、正常にぬか漬けとして機能しなくなってしまいます。

そもそも液状のものはぬか漬けにすることはできないので、入れることはできません。他のぬか床に入れている食材にも悪影響を及ぼしてしまうので避けましょう。

ぬか漬けにピッタリ!漬けると美味しいおすすめの食材は?

では、ぬか漬けに入れるならばどのような食材が適しているのでしょうか。代表的な食材から、意外な食材までご紹介します。

  • きゅうり
  • にんじん
  • 白菜
  • かぶ
  • 茄子
  • ミニトマト
  • ゆで卵

きゅうりやにんじん、白菜などの野菜はぬか漬けとして定番ですよね。しかし、実はミニトマトやゆで卵もぬか漬けに入れることで、より美味しく味わう事ができます。

漬け方や下処理などは食材によって異なるので、ぬか漬けに入れる際は必要な下処理を行った上で、適切な時間や保管方法でぬか漬けしましょう。

おすすめ食材をぬか漬けにして家族で楽しもう

いかがでしたか。ぬか漬けは下処理や漬け方が難しそうと感じる方も多いかもしれません。しかし、慣れてしまえば初心者でも取り組みやすいので、ぜひ興味のある方はおすすめ食材をぬか漬けにし、家族と一緒に楽しみましょう。

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