ガスの元栓、どんなタイミングで締めるべき?絶対にすべき危険なシチュエーションとは

火がついているガスコンロ

ガスの元栓を締めるタイミング、悩みますよね。ずっと開けっ放しで問題なく使用できているので、わざわざ締めなければならない理由があるのかと思う人も入りかもしれません。実は、ガスの元栓を締めないままにしてしまうと、非常に危険な事態を招く可能性があります。どのようなことが起きる可能性があるのか、チェックしてみましょう。

ガスの元栓、どんなタイミングで締めるべき?

考える女性

ガスの元栓を締めるタイミングは、いくつかあります。ガス栓を締めるべきときにそのまま放置してしまうと、思わぬ事故などにつながる可能性が高いです。どのようなときにガスの元栓を締めるべきなのか、しっかりと把握しておきましょう。

ガスの元栓を締めるべき、危険なシチュエーション

地震のイメージ

ガスの元栓を締めるべき危険なシチュエーションは、以下のものがあります。

災害が発生したとき

災害が発生したときは、ガスの元栓をできるだけ早く締めるべきです。地震が発生したときは、地震が治まってから、身の安全を確保しつつガスの元栓を締めましょう。そうすることでガス漏れを防ぐことができます。

ガス漏れが防止できれば、火災や爆発を阻止できる可能性が高くなるので、できるだけ実行しましょう。そうすることで大規模な二次災害を防ぐことにもつながります。

室内がガス臭いとき

室内がガス臭い場合は、もしかするとなんらかの原因でガスが室内に漏れているかもしれません。ガスを室内にため込んでしまうと、体調不良の原因につながります。ガス漏れの場所や原因がわからない場合は、まずガス栓を締めてガスが室内に侵入するのを防ぎましょう。

旅行などで家を数日間空けるとき

旅行などで家を数日明けるときは、ガス栓を締めて家を出ましょう。

  • 外出中に家がある場所がなんらかの災害で被災した場合、ガス漏れを防ぐ可能性が高まる
  • 不慮の事故でガス爆発を起こすのを防ぐ

普段まったく気にせずガスの元栓を開けっぱなしにして生活している人が大半であり、ガス漏れが起きる確率も非常に低いです。しかし、災害はいつ起きるかわかりません。起きてしまったときにガスの元栓を締めておらず、自宅が全焼してしまう可能性もあります。

自宅だけながらまだしも、周囲の家まで巻き込んでしまうと取り返しがつきません。その火災によって命を落とした人が出てしまうと、さらに取り返しのつかない事態になってしまいます。

数日間だけかもしれませんが、その数日間になにが起こるかは誰にもわかっていないことを考慮して、家を空けるときはガスの元栓を締めておきましょう。

ガス栓を締めた後にすべきこと

カーテンと窓を開けて換気している女性

ガスの元栓を締めた後に行うべきことは、以下のものがあります。

  • ガス臭い場合は、換気を行う…換気扇を回すのではなく窓を開ける
  • 旅行や災害で元栓を締めていた場合、周囲の安全が確保できているのを確認してから元栓を開ける

ガス臭さが部屋に充満しているときは、家電製品の電源のオンオフを切り替えないようにしましょう。換気扇も電気が通ているので、使用するのは危険です。家電を使用してわずかな火花が出たとき、ガスに引火して爆発する可能性があります。

まとめ

ガスの元栓を締めるべきときを見落としてしまうと、とんでもない事態を招いてしまう恐れがあります。ガス栓を締めるタイミングやガス臭さを解消する方法を把握し、安全面に配慮した行動を心がけましょう。

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