保育園で子どもに着せてはいけない「NG服」6選!その理由とおすすめの服装とは?

保育園に子どもが通園するときに悩むのが、どんな洋服を持参・着用せるかという点です。保育園は自宅と環境が違うので、配慮すべき点も異なります。子どもがのびのび園生活を楽しめるよう、環境にあった洋服を選びましょう。保育園で不向きな洋服の特徴を具体的に挙げているので、洋服選びの参考にしてみてください。

保育園への通園時、子どもの服装に気を付ける必要があるかも

保育園の子どもたち

保育園に通園するわが子には、かわいい洋服を着せたいものです。しかし、保育園に通園子どもは低年齢なので、園生活に適していない洋服もあります。どのような洋服が、乳幼児の園生活にあわないのかを確認してみましょう。

保育園で子どもに着せるべきではない「NGな服」6選!

バツ印を作る女の子

保育園に通園する子どもに着用せるべきではない洋服は、以下のような特徴を持っています。

1.フードがついた洋服、パーカー

フードがついた洋服は、着用時背中が温かいのが特徴です。しかし、幼い子が保育園で着用するのは危ない面を持っている洋服といえます。

  • 遊具にフードが引っ掛ける
  • 着脱時に絡まることが多い
  • 周囲の子からフードを引っ張られるなど

フード部分がひっかかったり引っ張られてしまうと子どもの首が締まり、窒息する可能性があります。

2.フリルやビーズ、リボンといった装飾品がついている

洋服に装飾品がついていると、トラブルがおきる可能性が高くなります。

  • 突起物などに引っ掛けて、装飾品が剥げてしまう
  • ほかの子が装飾品を洋服から引きちぎり、破損する
  • 誤飲する原因につながる

大きなボタンなどの、大きめの小食品の誤飲は、のどに詰まって命の危険を招く事態を招く可能性が高いです。

3.長短が適切ではない

洋服の長短が不適切な場合は、着用する子ども自身が困った事態に陥りやすいです。

  • 着脱に時間がかかる
  • 着用時、子どもが困る…服が大きくて、肩がずり落ちる・袖が長くて手洗い時に濡れてしまうなど
  • 丈が短すぎて寒いなど

子どもは、大人が想像するよりも早く大きくなります。だからこそ、子どもの成長にあったサイズの洋服を選ぶべきです。

4.ハイブランドの洋服

ハイブランドの洋服を着せて、自分の子どもと周囲の子に差をつけさせたいと思う人も、いるかもしれません。しかし、保育園ではブランドの洋服を着用させるとリスクがつきものになります。

  • 汚れや破損の可能性がある
  • ほかの子が、洋服を誤って着用・持ち帰る
  • 保護者間でよくない噂の根源になる
  • 保育者が気を使い、子どもにダイナミックな活動させてあげにくくなるなど

ハイブランドの洋服は、休日着せるべきです。

5.走りにくいズボン

走りにくいズボンを着用させてしまうと、子どもがケガをするかもしれません。

  • 短すぎる
  • 長過ぎる
  • 股下に空間があるズボン…サルエルパンツ・ジョッパーズなど

着脱に時間がかかると、着用する子どもが焦ってしまい、悲しい思いをする機会が増えます。

6.ハイハイをする乳幼児に、膝が出る短い丈のズボンをはかせる

ハイハイは、膝に負担がかります。膝が床に接している時間が長いので、丈の短いズボンをはくとケガにつながるかも!赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄いので、注意する必要があります。

保育園で着せるのにおすすめの洋服とは?

考える家族

保育園に通園する子どもに着せたい洋服は、以下のようなポイントがあります。

  • 自い殻で着脱可能なもの・保育者が着脱させやすいもの
  • 汚れの付着や破損しても差しさわりないもの
  • 装飾品なしにもの…フードと紐も含める
  • 気候に合った、過ごしやすい素材のもの
  • 活動しやすい服装
  • ハイハイ移動の子は、膝よりも長い丈のズボンを着用する

保育園に通園する子どもは、大人なスムーズな洋服の着脱ができません。外遊びなどで洋服が汚れることが多いので、汚れてもよい洋服を持たせましょう。子ども服専門店であれば、比較的安価な価格で洋服が購入できるので、有効活用しましょう。

まとめ

保育園に通う子どもたちは、活発に動き回り、洋服が汚れたり破れたりする場面にしばしば遭遇します。そのため、子ども自身が容易に着脱でき、また保育者がサポートしやすい服装を選ぶことが大切です。このような環境を踏まえて、思い切り活動できるよう洋服を選んであげましょう。

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