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スタッドレスタイヤを装着する時期の目安
スタッドレスタイヤを装着すると、雪道でも安心して走行可能になります。でも、雪が降り始めてスタッドレスタイヤを装着するのは遅い可能性が高いです。
- 新品の場合、慣らし走行ができていない状態だから
- 思いがけず大雪が降ったら、対処できない
- 駆け込みでスタッドレスタイヤを装着する人の混雑に、巻き込まれてしまう
スタッドレスタイヤを装着するのは、初雪が降る1か月前もしくは最低気温が7℃くらいになった時期です。装着時期と併せて、夏タイヤに交換する時期の目安についても知っておきましょう。
スタッドレスタイヤから夏タイヤへ交換する時期の目安
スタッドレスタイヤから夏タイヤに交換する時期の目安は、以下の通りです。使用済みのスタッドレスタイヤの保存方法についても、まとめました。
スタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替える目安
スタッドレスタイヤを夏タイヤに履き替える目安は、以下のものがあります。
- 気象庁が発表している、雪・霜・凍結の最終日の統計を参考にする
- 最低気温が5~7℃で安定する
気象庁の統計ではわからない地域の場合は、最低気温でタイヤの履き替えを検討しましょう。夏用タイヤは、7℃から上の気温で使用することを想定されて設定されています。
早朝車を動かす習慣がない場合は最低気温が5℃、早朝出勤などで車を使う場合は最低気温が7℃以上になって夏用タイヤに履き替えるのがおすすめです。暖かくなってきたらこまめに天気予報をチェックし、適温で安定してきたらスタッドレスタイヤから夏用タイヤに履き替えましょう。
使用済みのスタッドレスタイヤの保存方法
使用済みスタッドレスタイヤの保存方法は、以下の通りです。
- タイヤの間に挟まった小石や泥を洗い流し、しっかりと乾燥させる
- ワックスは使用しない…油性ケア商品に当たるので、長期保存するものには使用不可
- タイヤに保管用シートをかける
- 冷暗所で風通しのよい場所に保管する…風雨の当たらない車庫など
保管する前に、タイヤの空気を半分ほど抜いて、タイヤのゴムに負荷がかからないよう注意しましょう。ホイールがあるものは寝かせて縦に積み、ホイールがないものはタイヤホルダーに立てて保管してください。
スタッドレスタイヤを1年中使い続けるとどうなるの?
スタッドレスタイヤを通年使用してしまうと、平均寿命よりも早く劣化して使えなくなってしまいます。スタッドレスタイヤは安いものではないので、使い分けの時期を見極めて夏用タイヤと交換しましょう。
まとめ
スタッドレスタイヤは、適度な時期に履き替えなければなりません。装着時期だけでなく、夏用タイヤに履き替える時期も把握し、正しい方法でスタッドレスタイヤを装着しましょう。