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大人っぽいと思う子どもに持ちやすい印象
大人っぽい子どもに対して、大人は以下のようなことを感じやすいです。
- 論な言葉を知っている・博識
- 親の教育方針なのかなどを考察する
- 子どもっぽさがないのは、不自然
- いい子になろうとしていないか心配
顔立ちや性格などで大人っぽく見える子どもがいる一方、大人の顔色を窺って大人っぽく見えるような振る舞いを行う子もいます。
『大人っぽい子ども』の特徴5選
大人っぽい子どもの特徴は、以下のものがあります。
1.難しい言葉を使う
子どもらしからぬ言葉を使う場合、大人っぽいと感じやすいです。
- 大人でもあまり使わない四文字熟語やことわざを、自然に使いこなしている
- 大人のような言葉選びをする
- 難しい論文やニュースの話をしたがるなど
大人でもよくわからないような内容のことをすらすら話している子どもは、大人びている雰囲気を持っています。
2.喜怒哀楽の起伏が少ない
子どもといえば、喜怒哀楽が先行した感情が爆発しているような現場をよく見るものです。大人っぽい子どもは、喜怒哀楽の感情を表に出しにくいことがあります。
- うれしいことがあっても、ガッツポーズや両手を挙げた万歳などはせず、にっこり微笑む程度
- 怒り心頭だったとしても、感情が先行した理不尽な怒り方はしない
- 悲しいことがあったり、理不尽なことがあっても、その場でひっくり返って大泣きすることは少ない
喜怒哀楽の表現は、大人になるにつれて徐々に減っていくものです。子どもの時点であまり表に出さないとなると、大人っぽさを感じやすくなります。
3.ほかの子どもと距離を取っている
ほかの子どもたちがわいわいがやがやと年齢相応に騒いでいる場面で、大人っぽい子どもはその輪の中に入らないことが多いです。静観し、誰がどのような発言をしたり、行動を取るのかを見ています。
輪の中に入れないのではなく、自らの意思で入らない場合は、大人の輪の中に入った方が楽だと思っているのかもしれません。
4.自分よりも相手のことを気にする
子どもは基本的に自分が一番で、自己中心的な面を持っているものです。しかし、大人っぽい子どもはそれとなく相手に譲ることができます。納得せず大人に促されるまま譲るのではなく、自分で身を引くことができるのです。
5.敬語を使って話す
子どもは中学校に上がるまで敬語を使わないことが多いですが、小学生の低学年など明らかにまだ敬語を使うに早い年齢で敬語を使う子どもがいます。大人の真似をした不自然な敬語を使うことも多くありますが、中にはほぼ間違いない状態で敬語を使う子どももいます。
大人っぽい子どもへの接し方
大人っぽい子どもへの接し方は、以下のものがあります。
- 子どもと視線を合わせて会話をする…妙な子ども扱いはしない
- 子どもに寄り添った態度で接する
- 子どもをからかわない…自尊心が傷つく
- 間違った認識は、優しく指摘するなど
大人っぽい子どもであったとしても、相手は子どもです。そのことを念頭に置いて、子どもと接してあげましょう。安心すると、子どもっぽい無邪気な面も見えやすくなるかもしれません。
まとめ
大人っぽい子どもは、子どもの集団の中にいるものです。その子への接し方を少し考慮し、たくさん話をして絆を深めましょう。