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冬になるとスーパーに並び始める多くのイチゴ
冬が深まると、スーパーでイチゴを見かける機会が増えます。特に2月に入ると、バレンタインの時期を迎え、イチゴの需要が高まります。
イチゴは品種にもよりますが、冬に旬を迎えるものが多いため、冬になるとイチゴを買う機会が増えるという人も多いでしょう。せっかくイチゴを購入するのであれば、誰でもおいしくて鮮度が高いものを選びたいですよね。
しかし、スーパーで売られているイチゴは、鮮度が低いものや美味しさに欠けるものが紛れ込んでいることがあります。美味しいイチゴと選ぶべきではないイチゴの違いを知っておくことが重要です。
スーパーで選ぶべきではない『イチゴ』の特徴5選
美味しいイチゴを選ぶためには、品質が劣化し始めているイチゴの特徴を把握しておくことが重要です。スーパーでイチゴを購入するときは、以下の特徴が出ていないかチェックしましょう。
1.潰れている箇所がある
イチゴは水分に触れると実の劣化を速めてしまいます。水分とは、単に水だけではなく、イチゴが潰れた場合に漏れ出る水分も含まれます。
したがって、実に潰れている部分があるイチゴが1個でもパックに入っていると、イチゴから漏れ出た水分によって、一緒にパック詰めされているイチゴも劣化している可能性があるのです。
2.ヘタが乾燥しているor葉先が枯れている
摘みたての鮮度が高いイチゴは、ヘタが濃い緑色をしていて、みずみずしさとハリがあります。しかし、収穫から時間が経過したイチゴは、ヘタが全体的に下を向き、葉先が枯れている傾向が見られるので注意が必要です。
スーパーに並んでいるときにすでに鮮度が落ちているイチゴは、家に持ち帰った後も劣化が早い傾向にあるため、購入を考え直すことをおすすめします。
3.未成熟のイチゴ
イチゴは成熟すると実と種が赤くなります。反対に、収穫が早く、未成熟なまま出荷されたイチゴには、以下の特徴が見られるので必ず確認しましょう。
- ヘタの周辺が白っぽい
- 種が黄色い
未成熟なイチゴは、食べたときに酸味が強く、成熟したものよりも実が固い傾向があります。食べられないほどではありませんが、甘くやわらかなイチゴと比べると、少々美味しさが損なわれていると感じるでしょう。
4.白っぽいカビが生えている
イチゴに白っぽいカビが生えている場合は、カビの部分だけを取り除いても食べないほうが健康上、無難です。目には見えないカビ菌が、イチゴの実全体に回っている可能性があります。
スーパーでカビが生えているイチゴが並ぶことは滅多にありませんが、食中毒などの体調不良を招かないためにも注意深く確認しましょう。また、家に持ち帰った後も、食べる前にカビが生えていないかチェックしてください。
イチゴの鮮度を購入した状態のまま維持する保存方法
鮮度の高い美味しいイチゴを購入したとしても、保存方法が悪いとみるみる鮮度が落ちて劣化してしまいます。美味しさをキープするためにも、以下のことを実践してみてください。
- 購入後したイチゴはパックから取り出し蓋付き容器に移す
- ヘタを下にしてイチゴ同士がくっつかないように入れる
- 乾燥防止のため蓋をして冷蔵庫で保存する
イチゴは傷みやすく、水が付着した部分から一気に劣化が進みます。イチゴは食べる際、食べる分だけ取り出して水で洗いましょう。
また、ヘタの部分は酸味が強く、先端に向けて甘みが増します。食べる際はヘタの部分から先端に向けて食べ進めると、最後に甘さを十分に感じられますよ。
イチゴを買うときは品質チェックを忘れずに!
イチゴは傷みやすい食べ物ですので、スーパーで選ぶ際は品質が劣化していないものを見極めることが重要です。また、美味しいイチゴを長持ちさせて家庭で楽しむためには、購入後は正しい保存方法を実践し、早めに食べ切ることを心掛けましょう。これにより、イチゴの鮮度と美味しさを最大限に保つことができます。