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罪悪感ってどんなもの?
ドラマや映画はもちろん、日常生活の中においても、いろいろな面で「罪悪感」という言葉は出てきます。よく耳にする単語ですが、基本的にはどのような意味を持っているのでしょうか?
- なにか起きると、すべて「自分のせいだ」と思い込む
- 自分は無関係であっても、なにか理由をつけて「自分が悪いに決まってる」と過度に自分を責める
上記のような、自分を責める感情のことを指す言葉です。
「罪悪感を感じやすい人」の特徴や性格4つ!
罪悪感を感じやすい人には、どのような性格や特徴がみられやすいのでしょうか?
1.自分自身を強く否定しやすい
罪悪感が強い人は、自己否定感の強さが特徴のひとつです。
- 常に自分が悪いと思っている
- 相手が悪い部分でさえ、自分の責任だと感じている
- 小さなミスを引きずって、自分の悪い部分で頭がいっぱいになりやすい
自分ができていることに関しては、盲目になりがちなのも特徴といえます。
2.ネガティブ思考
罪悪感が強い人は、基本的にネガティブ思考であることが多いです。
- 悪いことが起きたらどうしようと、常にビクビクしがち
- 自分なんて…と、常に過小評価している
- 悪いことが起きたら「やっぱり」とがっくり落ち込んで、いつまでも引きずる
ネガティブ思考は、自分だけでなく周囲の人のメンタルにもあまりよい影響を与えません。
3.周囲からの評価を過剰に気にしやすい
周囲からの評価を過剰に気にする人は、ちょっとしたことで罪悪感を持ってしまいやすい傾向があります。
- 相手の機嫌が悪いと、自分がなにかしてしまったのではないかと、内心ひやひやする
- 人が数人集まっていると、自分にことを悪く言っているような気がしてならない
- 仕事や成績などの評価が落ちると、とても落ち込んで自分を責めてしまう
自分の気持ちや意見などには、ふたをしてしまい、引っ込み思案な部分も見受けられる人もいます。
4.自分のことは二の次にしがち
自分のことで手一杯にもかかわらず、人のことを優先してしまう人も、罪悪感が強い人に見られる特徴です。相手からの頼みに応えようとして、嫌なことでも我慢して引き受けてしまいやすいです。
自分のせいだと思わないコツは?
自分を責めてしまわないコツは、以下のようなものが挙げられます。
- 自分の思考回路を把握し、落ち込みやすい環境を作らないようにする
- 起きたことを紙に書き出して、問題を見える化する
- 悪いことをしたと思ったら、早めに相手に謝り、気持ちを切り替える
- 問題が起きたとき、自分以外の場所になんらかの原因がある可能性を視野に入れて置く
自分を責め続けてしまうと、精神衛生上よくありません。心の病気を患ってしまう可能性も否定できないので、考え方をうまくシフトチェンジできる習慣を身に着けましょう。
まとめ
罪悪感が強い人は、自分でできる対処方法や自分の思考パターンを把握することから始めましょう。周囲のことだけではなく、自分のことも大切にするよう心がけてくださいね。