フライパンの寿命を縮める!調理直後にやってはいけないNG行為4つ

料理をしている女性

フライパンで調理した後、皆さんは正しくお手入れできていますか。調理直後のフライパンは熱くなっており、劣化しやすい状態です。間違った扱い方はフライパンの劣化を早めてしまうため、調理直後は特に正しい扱い方を心得ておく必要があります。

フライパンは正しく扱わなければ劣化が早まる

フライパンのセット

毎日の料理に使われるフライパンは、熱で温めて調理する必要があるため、調理器具の中でも劣化しやすいと言われています。

一般的にフライパンは2年が寿命と言われており、この期間を過ぎると劣化が進み、フライパンに施されているフッ素樹脂コーティングやセラミックコーティングが剥がれ始めます。錆びやすくなったり調理した食材がこびり付きやすくなったりと使いにくさを感じるようになるのです。

しかし、フライパンを正しく扱っていない場合、2年を待たずに使いにくくなり、寿命がきてしまうこともあります。そのため、フライパン、特に熱した直後のフライパンは正しく扱う必要があります。

調理直後のフライパンにしてはいけない『NG行為』4選

フライパン

熱した状態のフライパンは劣化しやすい状態にあります。調理直後に誤った扱い方をしていると、寿命を縮める原因にもなるため要注意です。ここでは調理直後のフライパンにしてはいけないNG行為を紹介します。

1.熱い状態のまま冷たい水をかける

調理直後はフライパンがまだ熱い状態です。熱い状態のまま冷たい水をかけてしまうと、急激な温度変化によってフライパンが変形してしまったり、内面のフッ素樹脂加工が剥がれてしまったりと劣化を早める原因となります。

そのため、基本的にはフライパンで調理した後は、フライパンが冷めるのを待ってから水などを使用するようにしましょう。

2.調理後すぐに洗う

調理直後に熱い状態のフライパンに水をかける行為はNGです。したがって、調理後にすぐフライパンを洗う行為も基本的にはNG行為に当たります。

もしも調理後、どうしてもすぐにフライパンを洗いたいという場合は、冷水ではなくお湯を使って優しく洗うことを心がけましょう。

3.タワシや研磨剤スポンジでこする

フライパンを使用した直後、冷水を使わずにお湯で洗いたいという方も多いでしょう。またはこびりついた食材や油汚れだけでも擦り取りたいと思う人もいると思います。

そんな時、タワシや研磨剤が入っているスポンジで擦る行為だけは絶対にやめてください。熱した状態でタワシや研磨剤入りのスポンジなどで強く擦ると、フライパン表面の塗装が剥がれたり、施されている加工が剥がれたりする原因となるからです。

どうしてもお湯で洗いたいという場合は柔らかいスポンジを使用し、汚れを落としておきたいという場合はシリコン製のヘラなどを使用して対応しましょう。

4.水や油を残したまま放置する

調理直後に冷水で洗ったりタワシなどでこすり洗いしたりする行為はNGですが、調理時に使用した水や油をフライパンに残したまま放置する行為も劣化を早める原因となります。

熱い状態のフライパンに水や油を残したまま放置すると、錆びてしまったり、水垢や油のベタつきが残ったりする恐れがあります。

水や油のみを取り覗きたいという場合は、キッチンペーパーなどを使い、軽く残りを取り除くようにしましょう。そうすることで、フライパンを傷めずに残った水や油を取り除くことができます。

調理直後のフライパンはどうやってお手入れするべき?

フライパンを洗う女性

調理直後のフライパンには、冷水や刺激は禁物です。では、調理直後、フライパンはどのようにお手入れするべきなのでしょうか。以下のポイントを押さえて正しいお手入れ方法を実践してください。

  1. キッチンペーパーで水や油を拭き取る
  2. シリコンスクレーパーで表面の汚れを除く
  3. 冷ましてから中性洗剤と柔らかいスポンジで洗う

基本的にはこの手順でお手入れするようにしてください。ただし、すぐにフライパンを洗いたいという場合は、手順①と②を飛ばし、中性洗剤と柔らかいスポンジを使い、お湯で洗い流すようにしてください。

お湯で洗い流すことで、劣化を早める原因となる急激な温度変化に晒さずに済みます。

調理直後のフライパンは特に丁寧に扱って

フライパンは加工が施されていることが多いため、誤った扱い方は劣化を早めてしまいます。特に調理直後のフライパンは熱された状態にあるため、劣化しやすいです。今回紹介したNG行為は避け、正しい方法で丁寧にお手入れしましょう。

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