冷蔵庫の温度設定、『強』と『弱』ではどれくらい電気代が違う?季節ごとに変えるべき設定とは?

冷蔵庫

冷蔵庫の設定温度は、強・中・弱の3種類が設けられています。今回は、強・弱の2種類の設定温度でかかる電気代についての情報をまとめました。1日使用時と1か月使用時の電気代を紹介しているので、ぜひ参考にしつつ冷蔵庫の設定温度をどうすべきか考える材料にしてみてください。季節に応じたおすすめの設定も、紹介しています。

冷蔵庫の設定温度で、電気代は異なる

冷蔵庫の中の野菜や果物

冷蔵庫の設定温度は、弱から強まで設定を変えることができます。食材を冷ますために、ずっと強設定で冷蔵庫の温度を保っておくと、電気代が高くなってしまう可能性があるので要注意!

今回は、冷蔵庫の設定温度による電気代の違いについてまとめました。

冷蔵庫の温度設定、『強』と『弱』ではどれくらい電気代が違う?

部屋でスマホを見る女性

冷蔵庫の設定温度による電気代の違いは、以下の通りです。

設定温度「強」の場合

冷蔵庫内の設定温度を「強」にして運転した場合、冷蔵庫内がより冷たい状態でキープされます。安定した低温を保つことができる反面、電気代が高くなってしまうデメリットもあることを把握しておきましょう。

  • 1日の電気代…約88円
  • 1か月の電気代…約2,650円

1日100円未満ではありますが、1か月の電気代は決して安い価格とはいえません。エアコンを継続使用する時期だと、電気代の行動が不安視されるので、冷蔵庫だけでこれだけの電気代がかかるとなると痛い出費といえます。

設定温度「弱」の場合

冷蔵庫なの設定温度を「弱」に設定することで、電気代をかなり節約できます。しかし、冷蔵庫内の温度が安定しにくくなってしまうというデメリットもあります。

  • 1日の電気代…約60円
  • 1か月の電気代…約1,900円

なんと、弱運転にすることで1か月の電気代を2,000円未満に抑えることができます。1か月だけでも、強と弱の電気代の差は約750円もあるのです。これを1年間継続すると、なんと差額は約9,000円!かなり大きな違いになることは知っておいて損はありません。

普段使いするのはどうすればいいの?

冷蔵庫の設定温度を普段はどのようにすべきなのか、悩みますよね。基本的には、購入直後や電源を切っての掃除の後は、庫内の温度が落ち着くまで強設定でしっかりと庫内を冷やしましょう。庫内の温度がある程度安定してきたら、弱運転に切り替えるのがおすすめです。

そうすることで、庫内の温度が安定しやすく、電気代を適切に節約しやすくなりますよ。

季節ごとに変えるべき設定内容

扉の開いた冷蔵庫

季節で冷蔵庫の温度設定を変更する場合は、以下のようにするのがおすすめです。庫内へ影響が大きな時期は、設定温度を変更することで食材の保存期間を延ばしやすくなりますよ。

  • 真夏…ドアの開け閉めで庫内の温度が変化しやすいので、設定を常に強にしておく
  • 真冬…外部や室内の温度が低くなり、ドアの開け閉めでも庫内の温度が大きく変化することが少ないので、設定温度を弱にしておく

真夏と真冬は、家電製品に大きな影響を及ぼしやすい時期です。冬は電気代が高くなりやすい時期なので、冷蔵庫の設定温度を弱にして電気代を上手に節約しましょう。

まとめ

冷蔵庫の設定温度を上手に切り替えることで、賢く節約することができるようになります。外気温や室内の環境を考慮して、冷蔵庫の設定温度をどうするか考慮しましょう。

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