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加湿器の使い方を間違うと、効果が薄れてしまうかも
加湿器は室内の湿度を上げてくれる、冬場の乾燥時期には欠かせないアイテムです。しかし、加湿器をただつけるだけでは効率よく室内の湿度を上げることができない可能性もあります。どのような使用方法が適切ではないのかを確認し、効率よく室内の湿度をアップさせましょう。
実は意味がない『加湿器の使い方』3選
実は無意味になってしまう加湿器の使い方は、以下の通りです。無意識に行っているかもしれない行為なので、ぜひチェックしてみてください。
1.蒸気が室外に出やすい場所に設置する
加湿器を使用して水蒸気を出していても、部屋に水蒸気がとどまらなければ湿度を上げることはできません。そのため、部屋の空気の流れが激しい場所に加湿器を設置するのはNG。
- 開け閉めが頻繁なドア
- 換気で合える機会が多い窓
- 隙間が空いていることがわかっている壁際など
空気の流れとともに蒸気が外に流れてしまうと、加湿器をつけていてもまったく意味がありません。また、壁際に加湿器を置くことで壁に蒸気が付着してしまって、カビが発生するリスクを高めてしまいます。
2.吹き出し口が床にあまりにも近い位置ににある
吹き出し口が床に近すぎると、下記のことが起きやすくなります。
- 床面近くの冷たい空気に向けて蒸気を噴出することによって、水蒸気が発生しやすくなり、床を濡らしてしまう
- 床に蒸気が集中することで湿度が上がらず、床が濡れることでカビの発生率を高める
加湿器の吹き出し口を床から30cm以内の場所に設置すると、蒸気が床に溜まって床がびしょびしょになってしまいます。水で足を滑らせて転倒する危険性を高める行為にもつながるので、加湿器の設置場所だけでなく吹き出し口の場所にも注意して設置しましょう。
3.エアコンの風が継続して直接当たり続ける場所
エアコンの風が加湿器に直接かかり続けることによって、加湿器が誤作動を起こしやすくなってしまいます。その結果十分な蒸気が出てこなくなってしまい、室内に蒸気が充満しないため湿度が思うように上がらなくなってしまう可能性が高いです。
加湿器の効果が高い置き場所や使用方法
加湿器の効果が高まる置き場所は、部屋の中央です。卓上タイプで背丈が低いものは、テーブルの上に置きましょう。効率よく蒸気を部屋の中に充満させる方法は、以下の通りです。
- エアコンの風が行ったり来たりする場所
- 空気が出入りする場所は避ける
加湿器を設置する場所は低すぎない場所が適切なので、棚の上などの高すぎる場所に設置するにもよくありません。テーブルの上など、人間よりも背の低いものの上に置くよう心がけましょう。
まとめ
加湿器は、設置する場所によって得られる効果が異なってきます。設置場所を考慮し、適切に室内の湿度を保ちましょう。