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子どもは親の行動や言動をよく観察している
大人のやっていることを、子どもは本当によく観察しています。身近な大人であるパパママとなると、影響力は絶大です。子どもなので善悪がついておらず、幼稚園などで友達や先生に失態を話されてしまうかも…!それだけでなく、問題行動を取ってしまうことにもつながります。
幼い子どもがいる親がやってしまうと恥ずかしいバットマナーを把握し、子どもだけでなく大人も恥をかかないようにしましょう。
ママ・パパがやっていたら恥ずかしい『バッドマナー』5選
親が子どもの前でやるべきではないバットマナーは、以下のものがあります。
1.店員さんや周囲の人に、威圧的な態度で接する
親が誰かに対して威圧的な態度を取るのを幼い頃から見ていると、子どもは「こうしてもいいんだ」と思ってしまいます。
- 店員さんを呼びつけて、いちゃもんをつける
- 気が弱い人にだけ大きな態度で接し、めんどくさいことを押し付ける
- 誰かを仲間外れにしておもしろがるなど
子どもが人間関係を正常に構築できなくなってしまうだけでなく、いじめ問題の中心人物になる恐れがあります。立場が弱い人への態度は、常日頃から注意すべきです。
2.好き嫌いをして、食べ物を残す
子どもの前で好き嫌いをしてしまうと、子どもも好き嫌いをします。
- 親が好き嫌いをしているならば、自分も許されるだろうと思う
- 好き嫌いをすることへの罪悪感がない
- 食べ物を残すことが当たり前になってしまう
アレルギーがあったり、初めて口にする珍味であれば食べ残してしまったとしても仕方ないかもしれません。しかし、そうではないのであれば、食べ残しは基本的にしないよう心がけましょう。
3.片付けの習慣がない
家で片付けの習慣が身についていないと、将来的に困るのは子ども自身です。
- 不潔であることに危機感を感じず、ゴミをため込んでしまいやすい
- 学校や幼稚園などで片付けができず、物を管理できない
- 片付ける時間になってもなにをすべきかわからず、散らかしっぱなしになりがち
まだ小さいからなどと自分に言い聞かせて子どもが片付けないことを容認してしまうと、子どもが独立した後子ども自身が生活できなくなってしまうかもしれません。
4.自分の好きなことを優先する
自分のことだけを優先して、子どものことを常に二の次にしてしまうのはNG!
- 場をわきまえず、自分勝手な行動を取ってもいいと思い込む
- 常に自分優先でいいと勘違いする
- 親から愛されていないと思い、自信を無くす
自分の好きなことをやってはいけないわけではありませんが、常に最優先にするのはNG!
5.なにかに対して異常なまでに依存する
なにかに対して異常なまでに執着してしまうと、子どもも親の背を見てなにかに執着してしまう可能性があります。
- 伴侶や恋人
- お酒やたばこ
- 子どもなど
子どもに依存してしまうと、親子関係が歪んでしまいます。子ども以外のものや人に依存してしまうと、子どもが寂しい思いをしてしまいます。
親だからこそ気を付けたいマナーとは
親だからこそ気を付けたい基本的なマナーとは、以下の通りです。
- 整理整頓の習慣をもつ
- 場に合った服装と言葉使いを心がける
- 箸の使い方など、基本的なテーブルマナーを子どもの前で守る
- 伴侶を含む、周囲の人の悪口や陰口は基本的に言わない
- 誰に対しても、基本的に平等に接する
- お礼・謝罪・挨拶は欠かさず気持ちよく行う
親ができることは、実は無限大ではありません。子どもは大きくなるにつれて、親ではなく友達との時間を大切にし始めます。そうなる前に、子どもが多くの人から愛されるよう基本的なマナーを姿であらわして教えていきましょう。
まとめ
親の行動や言動は、見てないようでしっかりとチェックされているものです。自分は大丈夫と思い込むのではなく、要所で子どもに悪影響を及ぼす行動や言動を行っていないかを振り返ってみましょう。