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株は簡単にお金が儲かる…わけではない!
銀行貯金の利息は、昔と比べると雀の涙ほどの金額しかつかない時代になりました。そこで注目を集めているのが、株の運用です。株を持つことで、働かずしてもお金を得ることができます。
しかし、株に手を出すべきではない人もいるので要注意!株に手を出してはいけない人の特徴を把握し、自分はどうすべきかを見極めましょう。
『株に手を出してはいけない人』の特徴5選
株に手を出すべきではない人の特徴は、以下の通りです。
1.特別な勉強をしないまま、なんとなく株を買う
知り合いや自分よりも圧倒的に若い芸能人が株を買って儲けたという話を聞くと、なんだか簡単そうだと思ってしまうかもしれません。株は特別な勉強をしないままやみくもに買ってしまうと、損をする可能性が高いのでNG!
芸能人などが株を買って儲けていると聞いて、たとえその人が「おバカキャラ」などで売り出していたとしても、おそらく株の売買についての勉強はきっちりしています。そうでない場合は、代わりに株を売り買いする人がいるため、儲けが出るのです。
2.有名であれば間違いないと思い込んで、株を購入してしまう
大手で有名な会社であれば、株の知識がなくても株を購入しても大丈夫と思い込むのは危険です。昨今は、大手会社も上場廃止に追い込まれたり、倒産することが多々あります。なにも調べず、大手だから、今株の値段が下がっているからという理由で株を購入するのはNG!
3.売るタイミングを、自分の中で明確にしていない
株を購入したら、買ったときよりも高い値段で売りたいと誰でも思います。その結果、売どきを見極めきれず損をそてしまうことがあるので注意しなければなりません。
- 購入したときよりも値段が上がっているから、もっと上がってから売ろうと思い、そのままにしてしまう
- 購入したときよりも株の値段が下がっているので、持ち直したら売ろうと思う
値が上がり続ける株はそう多くなく、値下がりが続いている株は持ち直さないままになってしまうことがあります。売るタイミングのひとつとして目安となる上限と下限の価格を自分なりに設定していないと大損をしてしまうかもしれません。
4.銘柄や職種に偏りがある株の買い方をする
銘柄や職種に大きな偏りのある株の買い方をしてしまうのは、損をするきっかけになります。
- ひとつの銘柄の株を集中して購入する…その銘柄が倒産したら損をする
- 同じような業種の会社の株をたくさん購入する…企業全体の景気が悪くなると、損をする可能性が高まる
リスクが高い株の購入方法なので、反動で大金を入手する可能性も秘めています。しかし、初心者が株を購入する方法としてはリスクが高すぎるので注意しましょう。
5.「株は儲かる」という誤った認識を持ち、資産をどんどんつぎ込む
「株は儲かる」という誤った認識を持ってしまい、貯金などを崩して大きな金額を株につぎ込んでしまうのはよくありません。
負けてしまったときは手元になにも残らないため、苦しい生活を余儀なくされてしまいます。
株にズブズブハマってしまってしまわないための注意点
株にのめりこんでしまわないための注意点は、以下の通りです。
- 損をする人の割合を、しっかりと知っておく…株を購入している人の約3割は損をしている
- 大儲けできる人は、全体の約1割ほどしかいないことを知っておく
- 株で損をする可能性は、どんな人でもある
- ムキになって株を買ってしまう性格かどうかを、自分なりに把握しておく
- 基本的な勉強をして、ノウハウを頭に入れた状態で株を始める
正しい知識とメリットやデメリットを把握するほか、自分の性格を客観的にとらえることも重要になります。
まとめ
株は儲かると思って勉強せずに手を出してしまうのは、よくありません。負けてムキになってのめりこんでしまう前に、正しい知識を身につけましょう。