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冬といえば鍋!マナー、守れていますか?
冬といえば、鍋が大活躍する時期です!お肉や魚介類を入れる他、どっさりお野菜も投入できるので、鍋を作ればすべて済んでとってもお手軽。昨今では、いろいろな味の出汁スープも出ているので、〆までおいしく食べられます。
しかし、注意しておかなければマナーを欠く鍋の食べ方をしてしまうかも!周囲の人に不快な思いをさせないためにも、鍋を食べるときのタブーを知っておきましょう。
鍋を食べるときの『6つのタブー』
鍋を食べるときにすべきではない行動は、以下のものがあります。
1.直箸で鍋の食べ物を取る
鍋に限らず、大皿料理を食べるとき、直箸で食材を取ってしまうのはよくありません。
- 口をつけた箸をみんなが食べるものに使用すると、口内細菌の面などで不衛生な印象を持たれてしまう
- 人によっては、鍋が食べられないと感じてしまい、みんなで楽しめなくなってしまう
家族同士であれば直箸での鍋はそこまで違和感を持たないかもしれませんが、友人や会社の人同士となると話は別です。普段の行動がそのまま出てしまう恐れがあるので、十分注意しましょう。
2.残った出汁スープを、鍋に戻す
鍋の具材を全部食べ切った後、ご飯やうどんなどを投入して〆を楽しみますよね。そのとき、ごく自然な流れで自分が使ったお皿に残っている出汁スープをお鍋の中に入れるのはNG!
直箸のとき同様、口の細菌がスープ内に溶け込んでいる可能性が高いです。友人同士などで鍋パーティーを行って〆をするとき、周囲の状況などをよく観察して行動するよう心がけてください。
3.鍋奉行になる
よくありがちなNG行為が、鍋の状態を取り仕切る鍋奉行です。
- 煮えた具材を全部均等に全員のお皿に入れていき、食べるよう強要する
- ほかの人が具材を取ることを許さない
- 鍋の〆まで、牛耳りたがるなど
鍋奉行になってしまうと、一緒に鍋を食べている人から煙たがられてしまいます。
4.好きなものだけ好きなだけ食べる
鍋を作ると、お肉などのメインだけでなく野菜も一緒に煮込みます。そのため、好き嫌いせずある程度なんでも食べなければなりません。
- 嫌いなものを、鍋の中に戻す
- 嫌いなものを誰かのお皿に入れる
- 好きなものしか食べず、わがままを言いがちなど
好きなものだけ食べたいというのは、子どもと同じ発想です。
5.片付けを一切やらない
鍋は洗うものが少ないと思うかもしれませんが、鍋そのものがかなり大きな洗い物になります。お皿やお茶碗などを含めるとかなりの量になるので、ごちそうしてもらったのであればお皿洗いは積極的に行うべきです。
6.鍋全体を味変する
鍋は作ってしまうと、基本的に終始同じ味です。出汁スープの味付けは、飽きる人とそうでない人がいるため、味変をするときは自分のお皿のものだけにすべき!自分が試して恐ろしいほど美味しいと感じた味変であっても、ほかの人も美味しいと感じるとは限りません。
鍋を食べるときに守るべきマナー
鍋を食べるときの基本的なマナーは、以下の通りです。
- 好き嫌いせず食べる
- アレルギーは事前に申し出をしておく
- 取り皿とお玉を使って、とりわけを行う
- 自分のお皿のものは、基本的に食べきる
- 出汁スープの処遇は、周囲の人と意見を併せて従う
- 鍋を積極的に仕切ることはしない…具材を入れるなどはOK
- 味変は自分のお皿だけにとどめる
鍋を囲むときは、誰かが主導権を握るとなんらかのひずみが生じる可能性が高いです。みんなで楽しく鍋を囲めるよう、少しずつ配慮しあいましょう。
まとめ
鍋を食べるときは、一緒に食べる人が不快な思いをしないよう注意しなければなりません。そのことも配慮して、鍋を楽しみましょう。