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暖房をつけているのに、なかなか部屋が温まらない
暖房をつけているにもかかわらず、なぜか温かくならない…。もしかすると、エアコンの暖房機能が十分なパフォーマンスを発揮できていないのかもしれません。エアコンの暖房を使用しても温まりにくい部屋とは、どのような特徴があるのでしょうか?
エアコンの暖房で温まりにくい部屋の特徴4つ!
エアコンの暖房で温まりにくい部屋には、以下の特徴があります。
1.隙間が空いている
部屋に隙間があると、温風が室外に逃げてしまいます。
- 窓やドア、壁に隙間が空いている
- 部屋を区切るふすまなどに隙間があるなど
壁と床の間に隙間があると、そこから温風が逃げていきます。特に築年数がかなり経過している家の場合は、床の落ち込みなどには十分注意してください。
2.エアコンの規格と部屋の広さがあっていない
エアコンの大きさと部屋の広さがあっていないと、部屋が温かくなるのに時間がかかります。エアコンが8畳用、部屋の広さが15畳など、部屋が広い場合はエアコンの温風が充満して部屋の温度が安定するまでに時間がかかります。
それだけでなく、部屋の温度が安定するまでエアコンがフル稼働するため、電気代が高くなってしまいます。エアコンにかかる負荷も大きくなるので、エアコンが故障しやすくなるリスクも高いです。
3.設定温度が低すぎる
設定温度が低くなると、部屋の温度が上がるまで時間がかかります。冬の室温の目安である20度を設定温度にしてしまうと、室温は20度を下回ってしまう可能性が非常に高いです。20度以下の室温だと、床は冷たい空気が集中しているので足元がかなり冷えてしまうかもしれません。
4.エアコンが故障している
エアコンそのものが故障している場合、暖房機能が正常に働かないかもしれません。
- 冷風しか出ない
- 風量があまりにも少ない
- 電源が入っていない
- 勝手に電源が落ちてしまうなど
正常にエアコンが起動しない場合、どんなに設定温度を上げても部屋は思うように温かくならないことが多いです。
早く部屋の温度を上げるための、改善ポイント
部屋の温度を早く上げるための改善ポイントは、以下のものがあります。
- 窓や壁と床の間に、丸めたバスタオルなどを置いて隙間を遮断する
- 設定温度の見直し…室内温度が20度になるよう、設定温度を工夫する
- 日光を有効活用する…日光を室内に取り入れることで、温度が自然と上がりやすくなる
- エアコンのメンテナンスと、休息後の試運転を欠かさない
- 部屋の広さに合ったエアコンを設置する
エアコンの温風を逃さない工夫だけでなく、室内温度が安定するための工夫も同時に試しましょう。築年数などにも注目すると、有効な工夫の仕方が見えやすくなるかもしれません。
まとめ
部屋の温度が安定しにくく寒い状態なってしまう原因は、複数あります。自宅の状態をしっかりとチェックし、部屋の状態が改善する可能性が高い方法で対策を実践しましょう。