『すぐにスマホを見てしまう人』の心理5選 スマホ依存症を緩和する方法や意識すべきこととは?

スマホを見る人

皆さんは1日のうち、スマホをどのくらいの時間使用していますか。無自覚にスマホ依存症に陥っている危険性があるかもしれません!今回は、すぐにスマホを見てしまう人の心理やスマホ依存症を緩和する方法をご紹介します。

1日5時間以上スマホを見ている人はスマホ依存症に注意!

ソファでスマホを見る女性

近年、スマホ依存になり精神科に相談にくる患者の数が急増していると言われています。自分では自覚がなくても、家族から見ると「ずっとスマホを見てる」「会話が減った」と心配されているケースが多いようです。

皆さんも「自分は大丈夫」と思っていませんか。しかし、1日5時間以上スマホを見ている人は、スマホ依存症に陥る危険性が非常に高いので要注意です。

「スマホを触っていないとソワソワする」「やることがなくて落ち着かない」と感じる人は、すでにスマホ依存症になっているかもしれません。

『すぐにスマホを見てしまう人』の心理5選

なぜスマホ依存に陥る人はすぐにスマホを覗いてしまうのでしょうか。ここでは『すぐにスマホを見てしまう人』に働いている心理をご紹介します。

1.スマホの中に「楽しい」があると知っている

スマホの中には自分の好きなアプリや情報が多く詰め込まれています。そのため、大前提としてスマホの中に、自分にとっての「楽しい」がたくさん詰め込まれていることを体感で理解しているという心理が働いています。

熱中しているゲームアプリ、同じ趣味嗜好を持つ人と繋がれるSNSアプリ、1つ検索すれば自分にとって興味のある情報が次々に出てくるインターネットサービス…とても魅力的ですよね。

スマホの魅力を無意識にしっかり脳に刻んでしまっているために、つい少しでも時間があるとスマホを覗いて「楽しい」を探そうとしてしまうのです。

2.ストレスを紛らわそうとしている

ストレスを感じた時、皆さんはどのような方法で解消していますか。自分の好きなことをして気を紛らわすという人が多いでしょう。

すぐにスマホを見てしまう人の場合、ストレスを紛らわすためにスマホで楽しいコンテンツを探すことが習慣化してしまっているケースが多く見られます。

ストレスから解放されたい、楽しいコンテンツを見て気持ちを楽にしたいという心理が働いている現代人は少なくありません。

3.人と直接対話することに苦手意識を感じている

現実世界で直接人と対話することに苦手意識を感じている人であっても、心のどこかでは人と繋がりたいという欲求を持っているものです。そんな願いを叶えてくれる環境が、スマホの中には整っています。

お互い匿名で顔が見えない仮想空間(SNS)において、人と直接対話しなくても自己承認欲求を満たすことができます。

人と直接対話することは苦手だけれど、誰かと繋がっていたい、話を聞いてほしいといった心理から、ついスマホを見てしまう人は多いです。

4.「すぐに返事しなければ」という強迫観念

以前はメールでのやり取りが主流でしたが、より手軽に相手とコミュニケーションを取れるSNSツールが増え、そちらが主流となっています。

そのため、以前よりもさらに「すぐに返事しなければ相手に失礼になってしまうかも」「嫌われたくない」という強迫観念に似た心理を抱えている人は多く、スマホ依存の大きな原因になっています。

自分のペースを持っている人は、こうした強迫観念に囚われることは少ないのですが、相手に合わせることが得意であればあるほど、「すぐに返事しないと」という心理が働きやすいと言えます。

5.話題や新しい情報に乗り遅れたくない

ネット上には話題のニュースや新しい情報がたくさん溢れかえっています。今はスマホですぐに情報を入手できるため、新しい情報に乗り遅れたくないと思えば思うほど、スマホを手放せなくなってしまうことでしょう。

人によって欲しい情報は異なりますが、好きなことや興味のある情報はなるべく早く入手したいと思うものです。

この心理が過剰に働いてしまい、「誰よりも先に新しい情報を入手したい」「見逃したくない」という気持ちから、すぐにスマホを見てしまう『スマホ依存』に陥りやすくなります。

スマホ依存症を緩和する方法や意識すべきこと

スマホとOFFと書かれた積木

スマホ依存症になってしまうと、体調不良や人間関係の悪化など、さまざまな悪影響が生まれます。スマホ依存症を緩和するためには、以下の方法や意識改善を実践しましょう。

  • スマホの通知をオフにする
  • リアル生活での人間関係を積極的に築く
  • スマホを使わない趣味を見つける
  • 熱中しやすいアプリをアンインストールする
  • 就寝1時間前から電源をオフにする
  • スマホの設定で1日の使用時間を制限する

まずはスマホの通知機能をオフにします。通知が来てしまうとつい目に入ってしまうため、仕事関係の連絡以外は通知が来ないよう設定しましょう。

また、スマホの中ではなく現実世界の時間を充実させることも重要です。実際に人と会って話す楽しさを覚えたり、スマホを使わなくても楽しめる趣味を見つけてみてください。

そして、スマホには1日の使用時間を制限したり、「すでに◯時間スマホを使用しています」と注意喚起の通知が出る設定が搭載されています。こちらも有効活用してくださいね!

スマホ依存に心当たりのある方は意識的に改善していこう

いかがでしたか。自分では自覚がなくても、スマホ依存に陥っている人はたくさんいます。今回の記事を読んで心当たりのある方は、少しずつでいいのでデジタルデトックスに取り組んでいきましょう。

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