目次
洗濯物、洗濯機につい詰め込みすぎていませんか?
洗濯物は、一緒に暮らす人数が増えると少しずつ増えていきます。人数が増えても、なかなか買い直しはしないものなので、つい洗濯機に中がパンパンの状態で洗濯機を回してしまいがち…。
しかし、洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎると、思いもよらないトラブルを招いてしまうかもしれません。どのような事態を招く可能性があるのかを、チェックしておきましょう。
洗濯機に洗濯物を入れすぎると、どうなるの?
洗濯機に洗濯物を入れすぎると、以下のことが起きてしまうかもしれません。
1.洗剤や柔軟剤が十分にいきわたらず、衣類の汚れが落ちきれない
洗濯物が多すぎると、衣類全体に洗剤や柔軟剤が行き届きにくくなります。洗剤や柔軟剤を多くすればよいというわけでもないので注意しましょう。また、無理やり衣類を押し込むことで衣類に深いしわを作ってしまい、洗剤や柔軟剤が全体に思うようにいきわたらない可能性もあります。
2.洗い残しが発生し、衣類に洗剤や柔軟剤の成分が残ってしまう
洗濯物の量が多いと、洗濯槽の中がきちきちになってしまうので衣類が動き回る空間が確保できません。衣類同士に適切な間隔があいていないとなると、水や洗剤、柔軟剤が行き届かなくなってしまいます。
洗剤や柔軟剤だけが行き届いても、水が行き届かなくなってしまうと、衣類の洗い残しにつながります。洗剤や柔軟剤が衣類の繊維内に残ってしまうと、肌にダメージを与えて痒みや赤みが発生してしまう可能性が高くなるので注意しましょう。
3.生乾き臭がする
洗濯物の量が多すぎると、洗濯物の中で雑菌が繁殖しやすくなります。通常通りの量で洗濯すれば、洗濯物が仕上がってすぐに雑菌が繁殖する可能性が低いです。しかし、衣類が多いとその分通気性が悪くなり、熱もこもりやすくなるので雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
その結果、洗濯終了後比較的早い段階で衣類を取り出したとしても、雑菌が繫殖していて生乾き臭が発生してしまう可能性があるのです。
4.洗濯機が故障しやすくなる
容量オーバーの洗濯物を洗濯機に詰め込んでしまうと、洗濯機に大きな負荷がかかってしまいます。その状態で長期間洗濯機を使い続けてしまうと、洗濯機への負荷がどんどん蓄積されていき、故障してしまいやすくなるので注意しなければなりません。
洗濯機の正しい使い方
洗濯機の正しい使い方は、以下の通りです。
- 負荷がかからないよう、容量オーバーに注意する
- 正しい分量の洗剤と柔軟剤を使用する
- 定期的に洗濯槽などのお手入れをする
- 出来上がった洗濯物は、できるだけ早く取り出す
- 汚れがひどいものは、予洗いする
洗濯機は大切に使用することで、10年以上使用可能な家電です。洗濯物の量などに注意し、正しい使い方を身につけて洗濯機をうまく使いこなしましょう。
まとめ
洗濯機の中に洗濯物を詰め込んでしまうと、思いがけないトラブルを招いてしまう恐れがあります。それを防ぐためにも、洗濯機に合った量の洗濯物を入れましょう。