目次
物を捨てるとき”もったいない”と感じてしまう理由
物を捨てるとき、もったいないと思う心理が働くのは以下の理由が考えられます。
- お金を出して購入したから
- まだ使えそうだから
- 思い入れのあるものだからなど
もったいないと思う理由は人それぞれありますが、もったいない精神が強すぎると、家の中が不要なものであふれてしまうかもしれません。
『物が捨てられない人』の心理や特徴4つ
物が捨てられない人の心理や特徴は、以下のものがあります。
1.物に執着する傾向がある
物に執着する人は、物を捨てることができにくいです。
- 今持っている物を手放してしまうと、大きな損をしてしまうかもしれないという思いがある
- 物を多く持っていないと、価値の低い人間になってしまうような気がしてならない
- 大切にしている物だから、手放したくないという気持ちが強すぎる
実際使用しているかどうかは別として、物をたくさん所持している、蓄えているということに対する執着を持っている人は、物を捨てられないことが多くあります。過剰にものをため込んでしまうのは、その心理が働いているからです。
2.物を失うことに対する不安感が強い
物を捨ててしまうと、捨てたものは二度と手元に戻ってきません。そのことに対する不安感が強いと、物を捨てることができなくなってしまいます。
- 捨てしまった物の中に、重要書類が紛れ込んでいるかもなど、過剰な心配をしがち
- 手放した途端必要になったり、価値がうなぎ登りに上がる可能性が否定できないと思っている
- 断捨離してものが少なくなった部屋を誰かに見られると、物を持ってないと馬鹿にされるような気がしてならないなど
物を失うことに対する不安感が強くなるほど、ゴミとわかっていても手放せなくなってしまいます。
3.物があることに安心感を得ている
物で部屋がいっぱいになっている状態が、幸福でストレス軽減につながっているという人もいます。
- 物に囲まれることで、なにか起きても大丈夫という安心感を得ている
- 物に囲まれていると、所有欲が満たされてストレスが緩和されるなど
物が多ければ多いほど安心感を得るという人は、もしかするとゴミ屋敷を作ってしまう恐れがあります。
4.必要な物なのか不要な物なのかの見極めができない
今の自分や今後の自分に対して、必要か不要かという見極めができていないと、物を捨てることができません。
- 昔物を捨てたことによってひどく怒られたなどの、トラウマになる可能性がある出来事を経験した
- 今すぐ使わなくても、後々使うかもしれない可能性をぬぐえないので、捨てられない
- どう考えても不要だと思っているが、持っていることになんらかの価値があるのではないかと思うと、思い切って手放すことができないなど
必要か不要かわからないから、とりあえず取っておくという選択をする人は要注意!
大掃除をスムーズに進めるコツ
大掃除をスムーズに進めるコツは、以下のものがあります。
- 本当に重要なものは、金庫に入れる…通帳や印鑑、土地の権利書など
- 数年着用していない洋服は、思い切って捨てる…冠婚葬祭用のものを除く
- 破れているものなの、破損しているものは破棄する
- 一気に終わらせるのではなく、一部屋ずつなど限られた空間で掃除を進めていく
物を捨てる、所持するという判断は、ときに難しいものです。一人暮らしの人は自己判断で取捨選択を行い、家族がいる人は相談してどうすべきかを見極めましょう。
まとめ
物を捨てられない人には、共通する心理や特徴がみられやすいです。自分が当てはまっていないかを確認し、早め早めに大掃除に取り掛かって不要なものを手放しましょう。