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子どもの反抗期は何歳でくる?
子どもの反抗期に手を焼く親は、非常にたくさんいます。苦労の絶えない時期を乗り切るためにも、反抗期がやってくる期間を知っておきましょう。
- 第一次反抗期…約1歳半~3歳(俗にいうイヤイヤ期)
- 中間反抗期…5歳~10歳
- 第二次反抗期…11歳~17歳
自我が芽生える頃に訪れるイヤイヤ期の反抗は、親になって最初にぶつかる大きな壁になることが多いです。そのあとやってくる思春期を伴った第二次反抗期は、自分の子どもながらかわいげがないと思わざるを得ないようなことを言ってくることもしばしばあります。
親がやるべきではないNG行為
反抗期の子どもに親がすべきではない行動は、以下のものがあります。
1.注意しかしない
なにかにつけて子どもに注意しかしないとなると、子どもから煙たがられて関係が悪化します。
- 宿題をするよう注意する
- ゲームやタブレット端末、スマホの使い方などを細かに注意する
- 食べ方や飲み方、服装についてぐちぐち言ってしまう
つい指摘したくなる部分ですが、細かに注意を重ねてしまうと、注意しかしない事態を招いてしまいがちです。口うるさく指示を出されると子どもはイライラしやすく、関係が悪化してしまう恐れがあるので気をつけてくださいね。
2.誰かと比べて、劣っている部分を指摘する
自分の子どもが一番であってほしいというわけではないにしても、身近にいる子とは比べてしまいがち。子どもを鼓舞するつもりで声をかけているかもしれませんが、比較そのものはよい結果を生みません。
自分の劣っている部分ばかりを、自分の身近な友達と比較されることで、友人との関係にヒビが入ってしまう可能性を高めます。
3.頭ごなしに否定
子どもの行動を頭ごなしに否定しまうのは、すべきではない行動です。
- 「考えればわかるでしょ」など、向こう見ずな行動を全否定
- 「ダメに決まってる」と、子どものちょっと無理ある行動を否定
- 「できるわけない」と、子どもの気持ちややる気をすべて潰すような声掛けをする
頭ごなしに否定してしまうことで、子どものやる気は途端に消え失せてしまいます。
4.ポジティブな声掛けを一切しない
反抗期の子どもは、親の言うことを基本的に聞かないものです。だからといって、ポジティブな声掛けをしないまま過ごしてしまうのはよくありません。
- 基本的な挨拶をしない
- できている部分を褒めない
- 心配している旨を言わないなど
ポジティブな声掛けをしても子どもはあまり反応しないかもしれませんが、しっかりと親の愛情を受け取っています。
5.押しつけがましいアドバイス
子どもといっても思春期に入ると気持ちだけは大人に片足を突っ込んだ状態になるので、ただ話を聞いて欲しいだけというときもあります。そのため、どんな場面でもアドバイスしておけばいいというわけではなくなるのです。
大人の価値観を子どもに押し付けてしまうと、子どもの視野を狭めてしまうこともあります。押し付けがましいアドバイスは子どもからも嫌煙されやすいので、注意しましょう。
反抗期を乗り切るために知っておくべきこと
子どもの反抗期を乗り切るために知っておきたいことは、以下の通りです。
- 子どもの言葉に対していちいち反応しない
- 適度な距離を持ち、子どもの行動を見守る
- これはいけないというラインをしっかりと持っておき、そこに踏み込んだときは正面から話し合いをする
反抗期の子どもは、親の言うことをほとんど聞かない状態になることが少なくありません。非行に走るなどの明らかな問題行動を起こしていない限り、口うるさく声をかけるのは逆効果になることもあります。
無駄な衝突を防ぐためにも、子どもの反抗期真っ盛りの時期は過度に刺激しないようにして見守りをするのが、親子双方のストレス軽減につながります。
まとめ
反抗期は、子どもの成長のあかしです。とはいっても、手放しで喜び続けることができない状態になることも多々あります。正しい関わり合いと距離の取り方を見極め、子どもの成長を見守りましょう。