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『良い上司』『悪い上司』の明確な違いとは
会社に入ると、必ず上司がいます。上司の良し悪しは運なので、どうしようもありません。そこで知っておきたいのが、良い上司と悪い上司の明確な違いです。
- 良い上司…部下の能力を最大限に引き出すための声掛けや鼓舞、指導ができる
- 悪い上司…常に自分中心で立場に胡坐をかき、部下を手ごまやストレスの発散道具のように扱う
なにも言わないのがいい上司で、口うるさく指導してくるのが悪い上司、というわけではありません。
『良い上司』『悪い上司』の特徴
では、良い上司と悪い上司それぞれの特徴をご紹介します。
良い上司の特徴
良い上司の特徴は、以下のものがあります。
- 部下の評価は公平にする
- 部下のできている部分はほめて伸ばし、できていない部分や改善点はしっかりと指摘や指導を行う
- どんな部下にも良い部分があると信じ、根気よく指導する
- チームで揚げた成績は、部下を含め全員の手柄としてともに喜ぶ
- 自分が勤めている会社にほこりを持っており、魅力についてたくさん語る
- よりよい未来を迎えられるよう、先々を見据えた行動や言動を取る
良い上司は、部下のことを最優先にします。より良い仕事をこなすだけでなく、部下の成長を願って指導するため、部下の心にも言葉が浸透しやすいです。部下をぐんぐん引っ張っていくリーダーシップを持っていることが多く、絶大な信頼を寄せる部下も数多くいます。
悪い上司の特徴
悪い上司の特徴は、以下の通りです。
- 責任が重い仕事は、部下に丸投げ
- 手柄は独り占め
- 不平不満が多く、文句しか言わない
- できていないことは逐一文句を言うが、部下はほめない
- 自分の仕事を他人に擦り付けて、楽をすることばかり考えている
- 過去の栄光にすがり、武勇伝が止まらない
- 会社に対する不満ばかり持ち、良い部分は話さない
- 部下をしもべのように使う
- 面倒だと思ったら部下には声もかけない
- 言っていることに一貫性がないため、質問の答えがいつも違う
- 自分の機嫌の良し悪しで、部下に対する態度の温度差が大きい
悪い上司は、基本的に自分本位です。自分がよければそれでいいという考えが染みついているので、部下のことは二の次がスタンダードなのです。
部下から慕われるようになるコツ
部下から慕われるようになるコツは、以下のものがあります。
- 相手に寄り添う気持ちを持つ
- 頭ごなしな否定はしない
- 基本的なコミュニケーションを常に取る
- 自分の中で仕事の計画をきっちりと立てて、部下からの質問にはブレなく回答する
- 自分の気分と仕事は切り離す
- 部下の能力と特徴を適切に見極める目を養う
挨拶やお礼、謝罪は年齢問わず行うべきです。上司だからやらなくていいわけではありません。また、自分の好みで部下を選り好みするのもNG。部下には、みんな平等に接しましょう。
まとめ
良い上司と悪い上司には、それぞれ特徴があります。自分は悪い上司の特徴に当てはまっていないか、定期的に振り返ってみましょう。