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車の運転が荒いと起こること
運転には、性格やそのときの気分が出やすいです。そのため運転が荒くなることは、誰にでもあります。運転が荒くなってしまうと、以下のようなことが起きやすくなるので注意しましょう。
- 同乗者が体調不良になる
- 交通事故が起きやすくなる・起こしやすくなる
- 平常心を保ちにくくなる
- 危険な運転をしやすいなど
荒い運転は周囲に迷惑をかけるだけでなく、同乗者にも迷惑をかけてしまいます。
『車の運転が荒い人』の心理4つ
運転が荒い人に見られやすい心理は、以下の通りです。
1.気持ちが大きくなっていて、ある種無敵のような心理になっている
車に乗っていると、大きな乗り物を自分で操っているという優越感に浸りやすくなります。そのため気持ちが大きくなりやすく、運転そのものが荒くなる可能性が高くなってしまうのです。
周囲にも車があるにも関わらず気持ちが大きくなりやすい人は、以下のような部分を見て危険な運転に及びがちです。
- 運転手が自分よりも明らかに若い…女性や子どもを乗せているマークの人をあおる
- 自分より立場や力が弱そうな相手を選ぶ…お年寄り・初心者マークの人・障がい者マークの車などを標的にしやすい
- 見るからにおとなしそうな人
自分が負けるわけがないというなんらかの根拠がある場合、周囲の人の迷惑になるような運転をすることが多いです。
2.短気な性格で、すぐイライラしがち
もともと短気な性格の人は、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。
- 周囲にいた車の、ちょっとした問題行動でイライラしがち
- 車に乗る前に、機嫌を損ねてしまうようなことが起きた
- 同乗者との喧嘩など
イラ立つと運転が荒くなると自覚している人がいる一方、無自覚の人もいます。
3.少し運転が荒いくらいの方がかっこいいと思っている
「運転が荒い=かっこいい」という認識の人もいます。これは、不良にあこがれる原理と同じで、ちょっと荒くれ者の方がワイルドで魅力があると勘違いしてしまっている可能性が高いです。
車の運転でワイルドさを出してしまうと、大きな事故を巻き起こすかもしれないため、大変危険です。
4.常に自分が一番
車の運転時に限らず、どんなときでも自分が一番でないと気が済まない人は、車の運転が自然と荒くなります。
- 強引な割り込み
- 信号や歩行者の無視
- 一旦停止の見落としなど
自分の都合が一番になってしまうと、譲り合いの気持ちがなく、常にカリカリした心理状態になりやすいです。
車の運転が荒いのを改善してもらう方法とは?注意の仕方も解説
車の運転方法を改善してもらいたいときに実践したい方法は、以下の通りです。
- オブラートに包んだ言葉で、相手の気持ちに寄り添った声掛けをする
- 道路標識などは、少し前に相手に伝える
- 安全運転ができたときは、相手を褒める
- 危険運転のニュースなどを見たときに、それとなくデメリットを伝えるなど
上から目線の指導は、まったく効果がありません。相手の機嫌を大きく損ねるような言葉を使わず、優しく注意するよう心がけてください。
まとめ
車の運転が荒い人には、いくつかの共通点がみられやすいです。運転の荒さを指摘されたことがある人は、怒ってしまうのではなく、荒さを自覚するチャンスと捉えましょう。