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日本人の当たり前のマナー、海外では珍しい行動かも
日本で生まれ育ち、日本で当たり前のように自分は行ってきた行動や、相手からの気配りが当然だと思うことは多々あります。しかし、海外の人から見ると、日本の「当たり前のマナー」は当たり前ではないことも多々あります。
では、どのようなことが海外の人にとっては新鮮な、日本のマナーなのでしょうか?
実は知らない人が多い『日本のマナー』4選
日本人が知らない、海外の人が違和感を持つ日本のマナーとは、どのようなものがあるのでしょうか?
1.包む文化
日本の包む文化は、海外から注目を集めています。
- 包むことで相手になにかを伝える文化
- 包み紙の柄で、相手の心をときめかせる
贈る人が受け取る人のことを想って選ぶ包装紙を使った包む文化は、日本独自のものです。特に日本では、小さなお菓子から冠婚葬祭の特別な贈り物まで、相手に贈るものを丁寧に包装することが非常に多い傾向。
海外では、小さな贈り物は特別な包装をしないことが多いので、日本の包む文化に魅力を感じずにはいられないのです。
2.食事の文化
食事にまつわる文化の違いは、外国の人を戸惑わせてしまうことがあります。
- 箸の持ち方・使い方
- お皿を持って食べる文化
- 食事中、音を立てる…そばやうどんをすすって、音を出しながら食べる
- お椀に口をつけて汁物を直接飲むなど
日本では当たり前の文化でも、海外ではマナー違反になる行動が含まれています。そのため、日本の食事にまつわるマナーは海外ではタブーとなっているケースが珍しくありません。日本人は知らずにやってしまうことが多いので、注意しましょう。
3.お辞儀の文化
日本でお辞儀をするタイミングは、以下の通りです。
- 挨拶
- お礼
- 謝罪
- お願い
- 敬意を表す
- 感謝
- 神社などの参拝など
日本人であれば、自然とお辞儀をする場面です。しかし、海外の人にとっては、お辞儀をするタイミングやお辞儀の角度などを使い分けるのは非常に困難!マナーといわれても、すぐに身につくものではありません。
4.大衆浴場でのマナー
海外では、日本のような大衆浴場がない場所が非常に多いです。そのため、大衆浴場でのマナーは海外の人にとっては新鮮かつ難解であることが多い傾向があります。
- ひとつの脱衣所で、見ず知らずの人と裸になる
- 入浴前に体と髪を洗う
- かけ湯をする
- 髪を縛ってお湯に入る
- 大きなお風呂であっても、泳がないなど
共同で浴場を使用するマナーは、日本人であれば子どもの頃にある程度学ぶ人が多いものです。
海外では不思議に思われている意外な作法
海外の人から見て、日本は不思議だと思われる作法は、以下のものがあります。
- ひな祭りなどの行事で、購入な人形を購入してお祝いする
- 始業式が4月
- 全国一斉の成人式
- 飲食店で提供される、無料のおしぼりと水
日本独自の文化は、時として海外の人の目に不思議なものとしてとらえられます。それを相手に押し付けるのではなく、違いを知り、相手の文化にも触れて知識を増やしましょう。
まとめ
日本の文化は、独自の発展を遂げている部分があります。日本人は、自分たちのマナーを当然のものとして押し付けるのではなく、マナーを示し、相手の心に寄り添うよう努めてみてください。