庭に植えてはいけない『植物』7選!ダメと言われる理由に「増え続けるの怖いな」「知れてよかった」

ガーデニングをする女性

ご家庭のお庭に植物を植えて見栄えを良くしたいと考えている方も多いでしょう。しかし、植える植物によっては後々お手入れが大変になったり危険性を伴ったりする恐れも…。そこで今回は、庭に植えるべきではない『植物』とその理由を解説します。

庭に緑を増やしたい!植える植物は後のことを考えて選ぼう

整った庭

購入したお家にお庭がある場合、ガーデニングを楽しみたいと考えている方も多いでしょう。最近は、さまざまなガーデニング用品が簡単に手に入るので、ガーデニングが以前より楽しみやすくなりました。

しかし、庭に直接植物を植える場合、植える植物の種類は気をつけなければいけません。植物の成長スピードや植物がもたらす周囲への影響、匂い、棘の有無などを考えて植えなければ、後に自分だけではお手入れが困難になってしまう恐れもあります。

ダメな理由は?庭に植えてはいけない『植物』7選

花

「うちの庭にちょうど良いかも」「花が咲くと綺麗だから」などの軽い気持ちで植えてしまった結果、後々お手入れや駆除が大変になってしまった…という声が多い植物を紹介します。庭に植える前には、植え方を工夫するなどよく考えましょう。

1.ミント

花壇にミントを植えて、香料を作ったり食用として調理に使ったりしたいと考えている人も多いでしょう。しかし、ミントは非常に丈夫で増殖力の高い植物です。

あっという間に成長し、花壇全体を占領してしまうだけでなく、花壇の周りにまで増殖してしまう危険性があります。地下茎を伸ばしてしまう植物なので、完全に駆除することも難しく、駆除しても再び増殖することを繰り返す羽目になる恐れも…。

2.笹

七夕に大活躍する笹は、一度根付いてしまうと地下茎を伸ばし続け、除去することが困難になりやすい植物です。

少しでもお手入れを放置してしまうと、驚異的な成長スピードで増殖してしまい、竹藪を作ってしまう危険性もあります。竹藪ができるとヤブ蚊を始めとする害虫の温床にもなるため、非常に厄介です。

近隣住民の方にも迷惑をかけてしまう恐れがあるので、一般家庭の庭で笹を植えることは極力やめましょう。

3.蔦(ツタ)

古い家屋に蔦が絡み付くように伸び広がり、家屋自体を覆い隠している…という光景を目撃したことはありませんか。蔦は増殖力が非常に強いため、お手入れを怠るとあっという間に家屋を覆い隠すように伸び広がってしまいます。

また、無理に剥がそうとすると外壁を傷つけてしまったり、コーキング材を傷つけて雨漏りの原因を作ったりする恐れもあります。さらに、家屋を蔦が覆い尽くすことによって、害虫も近寄りやすくなるので、蔦は上ない方が安全です。

4.ノウゼンカズラ

鮮やかなオレンジ色の花をつけるノウゼンカズラは、植えることで庭がパッと明るい雰囲気になります。そのため、自宅の庭に植えて育てたいと考えている方も多いでしょう。

しかし、こちらも生命力が強く増殖スピードが速いため、頻繁に除草したりお手入れしたりしても再び生えて伸び広がってしまう厄介な植物として有名です。

一度植えてしまうと、長い時間をかけて除去作業をする必要が出てくるので、どうしても植えたいと考えている方は、除去する時のことも考えておきましょう。

5.フィカス・プミラ

観葉植物として人気のプミラは、蔦と同じように家屋に沿って伸び広がってしまう植物です。プランターに植えて室内でこじんまりと育てる分には大きな問題にはなりにくいのですが、屋外で直接地面に植えて育てる場合は、驚異的な速度で増殖しないよう気をつける必要があります。

もしも壁伝いにフィカス・プミラが伸び広がってしまった場合は、壁を傷めてしまったり、通気性が悪くなりカビが繁殖する原因にもなるので気をつけましょう。

6.シマトネリコ

庭に植える木として人気が高いシマトネリコですが、成長が非常に早いため、きちんと剪定するなどお手入れを頻繁に行えない場合は、植えるべきではありません。

驚くほど成長してしまい、素人では管理が難しくなってしまうと業者に依頼をしなければいけなくなるため、シマトネリコは植える前に慎重に考えましょう。

7.ピラカンサス

赤い小さな実のなるピラカンサスは、鮮やかな色味が美しく庭に映えるので、昔は植えるご家庭も多くありました。しかし、細い枝に棘が多くあるため、剪定が難しく、成長が早いためにお手入れが難しいという声も多いです。

背も高くなりがちなので、お子様がいるご家庭などでは怪我の原因になる恐れもあります。なるべく庭に植える植物に棘がある植物は選ばない方が安全でしょう。

庭に植物を植える時は成長速度やお手入れ方法も考慮して

いかがでしたか。庭を明るく彩るために植物を植えたいと考えることは良いことです。しかし、植える植物によっては、後々お手入れが行き届かなくなったり、周囲に悪影響を及ぼしたりする恐れもあります。植える時は成長速度や増殖力、お手入れ方法などを考慮して選びましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る