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料理の保存期間には、バラつきがある
火を通して料理してしまえば、どんな食材でも長く保存できると思い込んでしまうのはNG!すぐに食べなければあっという間に傷んでしまう調理もあるので、食材を無駄にしないためにも、傷みやすい料理の種類を把握しておきましょう。
すぐに食べなければいけない『料理』6選!
すぐに食べなければ劣化してしまう料理は、以下の通りです。
1.洋菓子・和菓子
お菓子類は、基本的に作ったその日のうちか翌日中にに消費してしまいましょう。
- 洋菓子…ケーキ類・マドレーヌなどの焼き菓子など
- 和菓子…どらやき・まんじゅう・羊羹など
自宅で作ったものには防腐剤が入っていないので、劣化しやすいです。特に洋菓子でたくさん使用する生クリームは、溶けやすくて傷みやすいので要注意!
2.生のまま食べる料理
火を通さずに食べる料理は、いわずもがな劣化スピードが速いです。
- 刺身
- 生食用のタコやイカ、貝類など
「生」とつくものは、購入してすぐに食べるようにしましょう。日をまたいでしまうと、劣化している可能性がかなり高くなります。
3.炊き込みご飯や混ぜごはん
炊き込みご飯や混ぜごはんは、劣化しやすいので注意しましょう。
- 混ぜ込んだり炊き込んでいる食材が劣化しやすく、傷みやすい
- ご飯に醤油などの調味料がしみ込んでいるので、水分が出やすい
炊き込みや混ぜごはんは、食べきれる量を作るのがおすすめです。夜作ったのであれば、翌日の昼くらいまでには完食してしまいましょう。
4.豆腐を使っている料理
豆腐を使っている料理は、劣化しやすいので要注意!
- 豆腐入りの味噌汁
- マーボー豆腐
- 肉豆腐など
未開封の豆腐の賞味期限はそれなりに長くありますが、開封後火を通した豆腐は保存環境がよくないとすぐに劣化してしまいます。
5.キュウリやもやしなど、水分を多く含んでいる食材を使った料理
水分を多く含んでいる食材は、そのままの状態でも劣化しやすいです。調理して火を通したりほかの食材と併せたとしても、劣化のしやすさは変わりません。
- もやし炒めやナムル
- きゅうりのたたきやキュウリを使った汁物
- サラダ類
- ポテトサラダ
ポテトサラダは、キュウリがなくてもマヨネーズが劣化しやすいため早く消費しきってしまうよう調整してください。
6.一度直接箸をつけた料理
どんな料理であっても、一度口をつけた箸を料理につけてしまうと、料理がすぐに傷んでしまいます。口内にある細菌は非常に種類が多く、箸に付着して料理に移ってしまうと、料理を劣化させてしまう力を持っています。
料理がどうしても残ってしまう時の対処法
料理がどうしても余ってしまうときは、以下のような方法で保存しましょう。
- 量が多い料理は、菜箸などで取り分けて保存して傷まないようにしておく
- 生の魚はゆでるなどして火を通した調理をする
- 冷凍できるものは、早い段階で冷凍保存する
カレーやシチューといったとろみのある料理も、劣化しやすいです。冷めた段階で、食べきれない量は冷凍保存に回しましょう。
まとめ
すぐに傷んでしまう料理は、基本的に一回で食べきれる量を作るよう工夫してみてください。直箸で食べなければ、劣化を遅らせることは可能です。