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油性マジックが服についてしまった!消すことはできる?
お気に入りの服や、毎日着用する制服などに、油性マジックがついてしまった!油性マジックは、水だけではきれいに落ちてくれないため、ついてしまうと困る場所に付着すると困りますよね。
油性マジックが服についてしまったときは、正しい落とし方を実践しましょう。間違った落とし方をしてしまうと、油性マジックが服の繊維の奥深くまで浸透することがあるため注意してください。
油性マジックが服についてしまったときの3つの落とし方とコツ
油性マジックが服についてしまったときの落とし方は、以下のものがあります。
1.洗浄濃度が濃い洗剤でつけ洗いする
洗浄濃度の濃い液体洗剤を使用することで、油性マジックの汚れを落としやすくなります。
- 油性マジックがついている布の下に、もう使わないタオルなどを敷く…ほかの場所が汚れないようにするため
- 汚れている場所に、高濃度洗剤を直接かけて浸透させる
- そのまま一晩放置
- 洗剤をかけた衣類をそのまま洗濯機に入れて、湿布した洗剤の量を差し引いた量の洗剤を洗濯機に入れ、通常洗濯
一晩しっかり浸けるからこそ、衣類の中の汚れを外に追い出しやすくなります。洗剤の量には注意して、通常洗濯で洗いましょう。
2.除光液・エタノール・クレンジングオイル
どこの家庭にも、上記3つのどれかであればある可能性の高いアイテムです。使い方はすべて同じなので、覚えておいて損はありません。
- 油性マジックがついている布の裏側に、タオルなど汚れてもいいものを敷く
- 上記3種類のどれかを、マジック汚れの上から少量垂らす
- もう一枚用意したタオルで汚れをトントンと叩き、汚れを下のタオルに移す
- 十分汚れが落ちたら石鹸で洗い、通常洗濯で洗う
除光液などを汚れの上から垂らしてトントンとしたあと、まだ汚れが残っているときは、再度除光液を垂らして汚れを下の布にトントンと叩いて映しましょう。
3.酸素系漂白剤を使う
どうしてもきれいに汚れを落としたいときは、酸素系漂白剤を使用するのがおすすめです。
- 40~50℃のお湯を洗面器などに注ぎ、酸素系漂白剤を入れて泡立たせる
- 衣類を洗面器に浸けて、4時間ほど放置
- 軽くも見洗いして、通常洗濯
上記の方法は、絹やウールなどのデリケートな素材には使用不可となっています。素材の特徴をみて、酸素系漂白剤が使用可能かをたしかめておきましょう。
油性マジックが服についてしまったときにしてはいけないこと
油性マジックが服についてしまったときにやってはいけないことは、以下の通りです。
- 揉み洗いする
- 水洗いして、落とそうとする
- 衣類をつまむなど、汚れがついている個所に過度な刺激を与える
- そのまま通常洗濯で落とそうとする
- シンナーを用いて、汚れを叩き出そうとする…汚れがにじんでしまう
- そのまま放置する
汚れが衣類の繊維の奥深くまで浸透してしまうと、汚れが落ちなくなってしまいます。長時間の放置や通常洗濯での洗い流しは不可!正しい方法で対処しなければ、シミを作ってしまうので注意しましょう。
まとめ
油性ペンでの汚れは、正しい方法で対処すれば、かなりきれいに落とすことができます。NG行為を避け、汚れがついたらできるだけ早く汚れを落とすよう心がけてくださいね。