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妊娠出産は人生の大きな出来事。妻だけでなく夫も自分事として乗り越えるべきことです。今回は、これから父親となるプレパパが押さえておくべき妊婦への配慮を紹介します。
今回の記事の内容をぜひ、パパとなる夫にも共有してあげてみてください。
できるかぎり家事を行う
まず挙げられるのは、できるかぎり家事は夫が行なってあげることです。妊娠期は、体の負担がツラい時期。妊婦にとって、いつもやっている家事もひと苦労です。そうした家事を夫がこなし、妻の負担を軽減させてあげることは大切な配慮です。
家事は女性の仕事。自分も仕事で大変なのだから妻も頑張るべき。こうした価値観は現在では古い考えです。そもそも家事は夫婦共通の作業です。妻がツライ思いをしているときは、率先して家事をこなしてあげましょう。
妊婦の体を労る
妊婦の体を労ってあげることも大事な配慮です。妊娠期の女性は様々な要因によって体重が増えていきます。臨月が近くなる頃になると、胎児の体重や羊水・胎盤・血液量などの重さが積み重なり約8kgも体重が増加します。妊婦の体への負担も非常に大きいです。また、ホルモンバランスの変化などで疲れを感じやすくもなる点も配慮してあげるべきでしょう。
そんな妊婦の負担を少しでも軽くするためにも、夫の理解と配慮は欠かせません。労り方は様々。重いものも持ってあげたり、買い物を代わりに行ったりなど気を遣ってあげられるところはたくさんあります。
妊娠期について勉強する
妻が妊娠したとき、夫が絶対に行うべきなのは妊娠期に関する正しい知識を身につけること。自分の妻が子どもを出産するためにどういった苦労をしているのか、体や心にどんな変化が起きているのかを学ばないことには、隣で支えることは到底できませません。
無知のまま妊娠期を過ごしていると、的外れなサポートやありがた迷惑な配慮をしてしまうかもしれません。その他にも妻も不安や不満を溜め込み、以降の夫婦関係に亀裂が入る恐れもあります。
男性には出産前になっても生物的な体・心の変化は起きません。だからこそ、意識的に女性の妊娠期について勉強し、パパになることへの自覚を育てていくことが必要となります。
まとめ
体や心に変化と負担が生じる女性と違い男性は自分が父親になるということを自覚しにくいです。何に配慮すべきか分からないという方も少なくありません。
ぜひ、この機会にパパになる夫に対して自覚と知識を持つよう促してみてはいかがでしょうか。